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「は?何それ……
どう言う意味で言ってるか分かってんの」
「そのまんまだ」
「じゃあ………あの噂は本当だってこと!?」
思わず声が大きくなる唯月
「いや、アレはデマだ」
「そう言って
ホントは見向きもされないのが
悔しかったんじゃないの?
その頃にはアイツ居たんだし。」
両者ともに冷静な判断をしているため
わりと話はスムーズに進む
「何を勘違いしてるか
分からないが
俺にだって彼女くらいはいるからな?」
「えっ、アンタなんかが!?」
唯月の特徴的である大きな黒目が
その驚きを物語っている
「失礼なヤツだな」
「思った事をそのままにしただけ。」
「…………お前は
気付いてないかもしれないが
それがかえって
相手を傷つけていることもあるんだぞ」
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作者名:まいにちねむい | 作成日時:2019年2月21日 14時