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「それにアンタが心配してるのは
わたしがAの"親友"だからでしょ?」
??「………」
「ふっ、また図星ね。
あんたすぐ黙るからバレバレだわ。
だからあの時も」
そう言おうとした時
突然、口を押さえられる。
何事かと思って耳をすましてみると
誰かがトイレに入ったようだ
よく分かったなぁと感心していると
いつの間にか出たようで
二人とも、さっきの位置に戻る。
「ていうか、
私たちが居ないのバレてるんじゃない?」
??「たぶん大丈夫……なはず、」
多分って……
こっちは真剣に考えてるのに
「あ、そういや
クラスの奴らと揉めた後
美術室でアイツ、ぶっきーと話した。」
??「えっ?」
「いや、そこまで驚く?
まぁーただ説教されただけなんだけど。
"そうやってお前は
無意識のうちに誰かを傷つける"って、」
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作者名:まいにちねむい | 作成日時:2019年2月21日 14時