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いつもより少し早めに出て
あの場所に向かう
最初は外も廊下も暗いから
ビビってたけど
意外と慣れるもんだなって思う。
早めに出た理由は
なんとなく一人になりたかったから。
教室にいると
周りに圧迫感にやられるというか
正直、ストレスになる
勝手に近くの窓を開けて夜風を浴びる。
冬だから
顔に当たる風は痛いけれど
それでも
今のわたしにとっては
程よくて、それにどこか心地いい。
ここからでは見れないけれど
本当にほかの先生達は
私たちを心配しているのだろうか
みんなの親も
同じような気持ちであるのだろうか
わたしの親は
そこまで干渉しないけれど
このご時世だから
中には過保護の親もいるんだろうな。
あれ、そういえば………
Aとよく一緒に居たとき
あの子から
お父さんの話を聞いたことあったっけ？
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作者名：まいにちねむい | 作成日時：2019年2月21日 14時
