今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:98,789 hit
小｜中｜大
8 ページ8
.
.
「ていうか、ホントに貸さなくて平気？」
「……うん、大丈夫だよ。
それに私が着たら唯月が風邪引いちゃうよ」
この日、夏にしては少し寒く
女子生徒のほとんどは長袖を着ていた
なんでよりによって
こんな天気なんだろうと思う。
「あ、だったら
たまには一緒にサボっちゃう？」
「うーん、でも私単位が危ないからなぁ、、」
そもそも彼女は
登校日数がギリギリであった
なのに余計に
わたしが促してどうするの
「そういえば今日って合同だったよね？」
「そー。マジ余計にダルいわー」
「でも合同なら確かあの怖い先生だよね？
私は後で行くから
唯月は先に行ってて貰えるかな？」
彼女の言葉に
動揺して思わず動作が止まった。
「えっ、どういうこと？」
「わたしは唯月を巻き込みたくないの
だから大丈夫。
少し経ったら向かうね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 560人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まいにちねむい | 作成日時：2019年2月21日 14時
