[忍たま]未来人のご令嬢は忍術学園事務員 (ページ6)

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4話ページ6

A『わ、分かった！』

私は鉢屋君の後ろを着いて行った

三郎「ここだ、失礼します、5年ろ組の鉢屋三郎ですAさんを連れてきました。」

学園長「うむ」

ガラガラ

鉢屋君が障子を開けて

「どうぞ」
と、丁寧に私を案内してくれた

『ありがとうございます、失礼致します。』

学園長「こちらへ」

A「失礼致します」
私は慣れたように丁寧な所作で正座をした。
皆は想像が着いてないだろうな〜
私はこれでも令嬢ですからねぇ〜

そこには、見覚えのある少し派手な柄の服を着たおじいさんと、頭巾を被った犬が正座していた。

やはりここは忍たまの世界なんだろうか？

学園長「善法寺から、話は聞いておる。お主は、未来から来たそうじゃな？」

A『はい、そうでございます。』

学園長「戻る方法はあるのか？」

A『いいえ、私も目が覚めたらこの時代に着いていたものですから、全くその事に関しては存じておりません。』

学園長「ほう、そうか…その様子じゃと住む所もなさそうじゃな」

A『ええ、そうでございます。』

学園長「そうか…よし！」

なんか嫌な予感がしたのは気のせいだろうか…

学園長「今からお主をここに事務員として住まわせる！」

………

A『ええええええええええええ?!?!?!』

やっぱ嫌な予感当たってたああああああああぁぁぁ

「「「「学園長先生!!!!」」」」

『いやあああああああああ!!!』

かと思ったらあらゆるとこから人出てくるし、中にはさっきの先輩方も…なんなのこれ!!!!

仙蔵「が、学園長先生…これは一体どういう事でしょうか…？」

学園長「可哀想じゃろ？帰る家もないんじゃ、だったらここに住まわせるべき！」

どひゃー!!!

ムム…流石に住まわせてもらえるのに何も出来ないのは私の良心が許さねえ!!!

A『学園長先生本当にありがとうございます。ですが、流石に住まわせて貰えるのに何も出来ないのはなにか心残りなのですが…何か私に出来ることはありますか？』

学園長「A君には事務員の仕事をしてもらう！それでいいじゃろ？」

そんなのでこの御恩を返せるわけがないわ…なら！

A『それだけではこの御恩をお返しすることは出来ません。ですので、こちらをお納め下さい』

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