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陸 ページ6
───────鎹鴉が、産屋敷の上を旋回している。
「██村デ鬼ト遭遇!!
鬼ハ1体!死者1名!軽傷1名ィィ!!他5名ハ無傷!
現在ソノ鬼ノ姿ハナシ!!!」
そんな報告を繰り返す声が、丁度柱合会議が行われる屋敷に響いた。
「よもや!その鬼は倒せたのだろうか!!」
「日の出直前に鬼と鉢合わせて命を落とすとは可哀想に…南無…」
「鬼ハ山ニ逃ゲタァァァ!!」
「(そんな、7人がかりでも逃げられてしまうなんて…悲しいわ…)」
「(そもそも何故鬼の1体すら倒せないんだもっと…)」
御察しの通り、上から炎柱、岩柱、恋柱、蛇柱である。
ほかの柱も含め、今後桜妃といつか出会うことになるかもしれない者たちだ。
この日の夜明けは、やけに静かなものだった。
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作者名:白桃。 | 作成日時:2020年1月12日 14時