京都姉妹校交流会ー団体戦ー17 ページ50
銃弾は弾かれたり
傷をつけれても
致命傷を負わせることはできず
すぐ修復されてしまう
伏黒も式神を使おうとするが
狗巻先輩が肩を叩き
狗「高菜」
恵「狗巻先輩‼それ以上は…‼」
狗「うめ‼ 高菜‼」
りと 任せろ
『狗巻先輩ダメです私が…』
天狐操術を使いますそう言いかけた瞬間
花御の目の前に立ち
狗「ぶっ とべ」
ドドドドド‼‼
口から血を流しながら
最後の力を絞った狗巻先輩は
見事ものすごい勢いで花御をふっとばした
狗巻先輩は体制を崩した
『棘ちゃ‼』
すぐ駆け寄って支えた
飛んでった先を見ると
真希さんが刀を持ち
斬りかかろうとしている姿が見えた
が、刀の方が弱く折れてしまう
恵「A、2人を運んで外まで出ろ」
そう言い残し花御と真希さんの所まで行き
花御の角を片方斬る
『くっ…』
ここは怪我人と
コイツらの目的を潰すのが優先だ
ごめん…早く戻ってくるね
『サクラ？まだいける？』
そう聞くと
かなり余裕そうに頷いてくれる
『ありがとう
天狐操術 化』
虎に化けてもらい
私たち3人を背中に乗っけて
帳の外を目指して走り出す
私は人間だから
体力に限界があるんだろうけど
今回長い時間使っても
意識はちゃんとしてる
前よりは成長できたけど
やっぱサクラにはまだまだ追いつけない
そう考えて少し虚しくなる
今は今に集中しなきゃ
走っていると
ギャギュウウウウン
とギターの音が聞こえた
『…え⁉おじいちゃん‼
何か隠してると思ったら
すんごいもの隠してるじゃん
見ちゃいけないもの
見ちゃった感がすごいな』
独り言を言って
ふと思いスマホを見ると
『へへっ、一休みしましょうか
棘ちゃ、加茂さん
天狐操術 化』
次は回復できる桜の木に化けてもらい
休みながら電話をする
この季節の桜も良き
五「もっしもーし
Aちゃん普通に大丈夫そうだねぇ」
『はいはーい
五条先生こそぉ
頑張りが足りてないんじゃないんですかぁ』
最初はふざけ合う
五「珍しく返信したのに未読無視なんだもーん
寂しかったんだからぁ」
『私がいつも一方的で
寂しいの分かってくれましたかぁ』
五「ははっごめんごめん
んで電話くれたってことは？」
『はい。報告遅くなりすみません…』
次の指示をくれた
ーー
続編出します！
長々とで読むの大変でしたよね？
でもここまで読んでくださり
ありがとうございます♪
(結構頑張ってます)
では続々編スタァート‼
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作者名：利翔南 | 作成日時：2021年1月3日 3時
