京都姉妹校交流会ー団体戦ー16 ページ49
今なら3人には
聞こえないだろうと思い聞いてみる
『大きな事をコチラで起こし
意識を向かせておいて
実は別の所で真の目的を
達成させようとしているのでは？』
そうマジシャン方式であると予測した
花「‼…それを答える義務はない」
そう言ってさらに威力を上げてきたので
もう耐えられないと判断し
『天狐操術 化』
クリスタルを解き
次はチーターに化けてもらい
みんなに追いつく所まで逃げながら
銃で攻撃してみるがあまりダメージがない
『これはどうかな？』
カランカラン
グレネードを投げて
ドカン‼と爆発させる
その場しのぎだけど少し時間は稼げるかな
義務とか言っちゃって
それが確信を得る答えだとも知らず
だがコレをどうやって
五条先生に伝えればいいのか…
『みなさんすみません！
そろそろ追いつかれます！』
サクラの術を解き走り出す
正直私は術を使いすぎていて
体力がやばくなってきてしまっていた
【天】が結構キツかった
恵「大丈夫だ」
狗「しゃけ」
加「来るぞ！」
先程の爆発で布がボロボロになった花御が
木の枝が丸まった物で攻撃をしてくる
狗「止まれ」
加「百斂 穿血‼」
両手を叩き血液を一線状にして額に当てる
ボロっと少し崩れる
加「急げ
どうせすぐ治してくる」
狗「ゴホッ」
ノドナオールを飲む狗巻先輩も
結構キツくなっているのがわかった
『私…アイツらの…目的…
何…となく…わかりまし…た』
息切れと疲れがやばい
痛みがないんだから
しっかりしろ自分
加「なんだ？」
『それを…私が…五条先生に…
伝え…なければ…いけない…のですが…』
恵「A喋るな
とりあえず帳の外を目指す」
『ごめん…』
加「…急げ！」
屋外に出れた所で
恵「狗巻先輩が止めてくれる
ビビらずいけ」
鵺を飛ばす
が、狗巻先輩は声が出ない
鵺の血が飛び散る
狗巻先輩は口から血を流す
加茂さんはコチラに気を取られているうちに
顔面を殴られて気を失う
『銃弾呪法 滞』
脇腹を狙うが
加茂さんを殴ったその手のまま
銃弾を弾かれてしまう
そして花御が木の玉を
加茂さんに向けて攻撃する
伏黒が助けに飛び出して
間一髪それに当たらずにすんだ
恵「生きてますか‼加茂さん‼」
銃弾を握ると体内に入るから
一瞬で弾いたのか
狗巻先輩の喉も潰れるほどだ
加茂さんでさえ…
格が違う
無理でももう攻撃するしかない
連続射撃ができる
ハンドガンで攻撃をする
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作者名：利翔南 | 作成日時：2021年1月3日 3時
