真 ページ10
母「あの傷薬も使った
形跡があったわよね
あれは最終奥義の薬なのよ
だから危なかったかもしれないわね」
まって
こんなに私と会話が出来るなんて
不思議だ
ヒナとは会話が噛み合わなかったのに
『あれ？
ヒナとは会話噛み合わなかったけど
２人の記憶は塗り替えられてないの？』
親は顔を見合わせて
父「そうだね…
また非現実的な事が起きているぞ
お母さん」
母「お父さん…
これは研究しがいがあるわね」
私はその記憶の差が不安に感じたのに
2人はなんだか嬉しそうだった
科学者、発明家
私にはよくわからない職業だけど
変な人達だって事は分かる
そして直人から
私に連絡が入ったのは
その日の夜だった
また…ひなが…
-故 橘日向葬儀場-
私は家族で葬儀場へ向かった
直人「A姉…」
『なお！何があったの？
助けられなかったの？』
直人の顔を見るとあの時と
ヒナが瓦礫の下から
出てこないことを願ってる時
話したいことがある
って言った時の顔と
同じ顔をしていた
直人が涙を堪えながら話してくれた
橘夫婦と
私の父と母も
別のところで話している
ヒナの顔を見ることが出来ないまま
葬儀が始まってしまった
だから余計ヒナが
いなくなってしまった事実が
受け入れられてない
ヒナが乗っていた車に
またしても千堂淳が運転する車が
突っ込んで燃えたらしい
今度はヒナだけじゃなくて
淳も亡くなってしまったらしい
お祭りの時とはまた違うけど
見せられるような状態で
身体が残っていないから
棺に綺麗にお花や思い出の品等を入れて
あげることもできなかった
だから話を聞いただけでは
現実を理解できなかった
葬儀に花垣が現れ
手を合わせてお焼香をする
長すぎるからと
葬儀場の人が声をかけても
そのまま動かなかった
何かを伝えているのだろうか
その様子を見た直人が立ち上がり泣き始め
その場に崩れて人目も気にせず
四つん這いのまま声を出して泣き出した
『なお…』
私は急いで直人に近寄って
背中をさすりながら
初めて私も涙が出てきた
救えたはずだったのに
救えなかったんだと
理解した
花垣も葬儀場の人を気にせず
直人が泣き出したのに気がついて
直人の近くにしゃがんだ
直人「なんでだよ…
上手く行ったはずなのに」
そう言って直人は花垣のスーツを掴んだ
花垣「直人…」
直人「姉さん…」
『本当になんで…』
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利翔南(プロフ) - π丸さん» お願いします♪ (2021年11月15日 20時) (
レス) id: cec6c2ac41 (このIDを非表示/違反報告)
π丸(プロフ) - 利翔南さん» わー！楽しみにしてます！！！！ (2021年11月11日 12時) (レス) id: fe1deb6ad5 (このIDを非表示/違反報告)
利翔南(プロフ) - π丸さん» 初めまして！とても嬉しいお言葉をありがとうございます！表現が難しく伝わりにくい所もあるかと思いますが頑張ります♪実は血のハロウィンでどう夢主様を乱入させていこうかとても悩んでおります…場地さんとの絡みも書きますので、今後もよろしくお願いします♪ (2021年11月9日 18時) (レス) id: cec6c2ac41 (このIDを非表示/違反報告)
π丸(プロフ) - こんばんは！とても素敵な作品で最初から全て見させていただきました！投稿、頑張ってください^^ (2021年9月19日 18時) (レス) id: fe1deb6ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：利翔南 | 作成日時：2021年9月19日 8時
