戒 ページ22
万次郎「俺は見てないから
ソイツが同じ稀咲かはしらねぇ
でもルーシーも
名前聞いただけで
気に入らないって顔すんだ」
『へ？』
万次郎「知ってる奴なの？」
『名前も顔も
さっき初めて知りました』
万次郎「ふーん、
で、何で泣いてんの？」
『え？』
万次郎「声かけられたくらいで
泣かないっしょ」
『…それもそうですね』
私(さすが鋭い
でも流石にヒナの事を考えてた
なんて言えるわけない)
万次郎「なんかされた？」
『なにも…』
万次郎「そういう所だよ
掴めないの」
『そうですね
すみません
お互い様でしたね』
そう言ってマイキーの顔を見ると
私の事ずっと見ていたのか目が合う
万次郎「やっとこっち見た」
そう言って笑顔を見せてくれた
この笑顔は私を安心させる為？
それとも自分自身を隠す為？
お互い掴めないから
歩み寄り方が分からないんだと思った
『もっとマイキーさんと
仲良くなれるように頑張ります』
万次郎「なんだそれ？
俺と仲良くなってもいい事ないよ」
『それはマイキーさんが
決める事じゃないです
もっと色々教えてくださいね』
万次郎「えー、生意気」
そう言ってほっぺをムニッと摘んでくる
『マイキーさん痛いです！』
その反応を見て
マイキーは満足そうに笑い
私も自然と笑顔になった
まだまだ私とマイキーの距離は
すぐには縮まらなさそう
お互い探り探りで
触れたら消えてしまいそうな人だと
お互いに同じ事を思いながら
家まで送ってもらった
＊次の日
帰ってすぐ寝てしまい
花垣の話を聞けず
電話の折り返しもない
学校でも見かけない
『ヒナ！
今日先生に頼まれ事されて
すこし残らなくちゃなの』
ヒナ「分かった！
先に約束してた
パフェのお店に行ってるね！」
『うん！また後でね』
ヒナ「うん！またあとで！」
ヒナの笑顔が見れる事が
私の幸せなの
なんて思って見送った
花垣に電話をかけると
教室にいると言うので向かった
＊3組
花垣「はぁあああ」
万次郎{場地を芭流覇羅から
連れ戻してくれ
失敗したら、コロス}
大きなため息をついた後
頭を抱える花垣が1人で教室に居た
スッと教室に入り
花垣の席まで向かった
花垣「どうしよう…」
『何、1人でため息なんてついてんの』
花垣「A！いつの間に⁉︎」
私の声に驚いた花垣は
バッ！っと勢いよく立ち上がる
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利翔南(プロフ) - π丸さん» お願いします♪ (2021年11月15日 20時) (
レス) id: cec6c2ac41 (このIDを非表示/違反報告)
π丸(プロフ) - 利翔南さん» わー！楽しみにしてます！！！！ (2021年11月11日 12時) (レス) id: fe1deb6ad5 (このIDを非表示/違反報告)
利翔南(プロフ) - π丸さん» 初めまして！とても嬉しいお言葉をありがとうございます！表現が難しく伝わりにくい所もあるかと思いますが頑張ります♪実は血のハロウィンでどう夢主様を乱入させていこうかとても悩んでおります…場地さんとの絡みも書きますので、今後もよろしくお願いします♪ (2021年11月9日 18時) (レス) id: cec6c2ac41 (このIDを非表示/違反報告)
π丸(プロフ) - こんばんは！とても素敵な作品で最初から全て見させていただきました！投稿、頑張ってください^^ (2021年9月19日 18時) (レス) id: fe1deb6ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：利翔南 | 作成日時：2021年9月19日 8時
