柴 ページ20
万次郎(心配させちまうくらい
顔に出てんのか)
私(私も出会って間もない奴から
こんな事言われたら
確かにめんどくさいと思う
でも話してくれないのなら
花垣から聞く
ただそれだけ)
大人気なく意地になってしまい
お互いの気持ちも分からず
すれ違う
『そうですか…
私の気持ちは伝わらないと言う事ですね』
そう言って立ち上がり歩き出す
万次郎「は？どこ行くんだよ」
『…あの時本音で話してくれた事が
とても嬉しかったんです
いつも上手く踏み込めない
アナタの涙を初めて見て
私に心を開いてくれたのだと感じました
でも勘違いだったみたいです
もう私は…
アナタの支えにはなれないみたいです』
万次郎「落ち着けって
まてよ、ルーシー」
万次郎(って止めて俺が話せる事…ねぇな)
待てと言われたが
本気で止めに来ようとしないので
『ごめんなさい』
そう謝り家に向かう
万次郎「チッ」
頭を抱えて考える
万次郎(ルーシーの言葉に心が軽くなった
でも逆に今は心臓がありえねぇほどうるせぇ
嫌われんのが怖くて焦ってんのか？俺が？
自分でもわかんねぇけど
これを知られんのも
甘えてぇ気持ちも
全部悟られねぇようにしねぇと
また辛い目に合わせちまう
だから場地の事
芭流覇羅との決戦がある事
もちろん稀咲の事なんか
ぜってぇ言えねぇ)
・
・
・
私(はぁ…私26歳だよ
中学生相手に…まだまだ子供かな私も
謝って許してもらえるかな
今不仲になったら変えられるもんも
変えられなくなってしまう…
とにかく明日謝ろう)
考えながら歩いていると
前方から2人ほど歩いてくる足音が聞こえてきた
下を向いて通り過ぎた後
？「あれ？どっかで見たことあんな」
？「俺はないっすけど…」
そんな声が聞こえてきたが
聞こえないフリをして
歩くスピードを上げた
？「おい！そこの女」
すでにソイツは
私の背後に来て肩を掴んできていた
この時点で怖い人だと思った
『な、なんでしょう』
振り向かず下を向いて返事をする
？「顔を…」
タイミングよく
ケータイが鳴りポケットから出そうとするが
お構いなく自分の要求をぶつけてきた
？「顔見せろ」
？「急にどうしたんすか」
もう1人も近くに来ていた
これはまずい誰か分からないけど
危ない人な気がする
どう切り抜けようか
？「おい、聞こえてんのか」
？「つーか電話長くねぇすか？」
？「切れ」
そう言われ電話を切って振り向いた
『私に何か御用ですか？』
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利翔南(プロフ) - π丸さん» お願いします♪ (2021年11月15日 20時) (
レス) id: cec6c2ac41 (このIDを非表示/違反報告)
π丸(プロフ) - 利翔南さん» わー！楽しみにしてます！！！！ (2021年11月11日 12時) (レス) id: fe1deb6ad5 (このIDを非表示/違反報告)
利翔南(プロフ) - π丸さん» 初めまして！とても嬉しいお言葉をありがとうございます！表現が難しく伝わりにくい所もあるかと思いますが頑張ります♪実は血のハロウィンでどう夢主様を乱入させていこうかとても悩んでおります…場地さんとの絡みも書きますので、今後もよろしくお願いします♪ (2021年11月9日 18時) (レス) id: cec6c2ac41 (このIDを非表示/違反報告)
π丸(プロフ) - こんばんは！とても素敵な作品で最初から全て見させていただきました！投稿、頑張ってください^^ (2021年9月19日 18時) (レス) id: fe1deb6ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：利翔南 | 作成日時：2021年9月19日 8時
