ツ ページ17
花垣の代わりに
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と画面に表示され
慌てて電話に出る
《お、お疲れ様です
マイキーさん》
万次郎〈うん！ルーシー起きてた？〉
《起きてましたよ》
万次郎〈そっか〉
久しぶりのマイキーの声
《マイキーさん
今日は会いに来てくれないのですか？》
万次郎〈…は？〉
現在に戻った時に
私が探していた人が手に届く所にいる
そう思ったら
なぜかそんな事を口に出していた
《あ、もう遅いので
今の話は無かったことに…》
万次郎〈オマエなんかあった？〉
《いえ？なにも》
万次郎〈バカだな〜
近くに来てっから早く出てこいよ〉
そう言って笑い声が聞こえた
《分かりました！
今から外出ますね》
電話を切り
少しドキドキしながら外へ出る
目の前にはバブに乗った
私の知ってる笑顔のマイキーがいた
『マイキーさんこんばんは』
万次郎「おう」
少し胸が高鳴ったのは
気のせいにしておこう
公園についてベンチへと座る
万次郎「ルーシー今日は珍しいな」
『何がですか？』
万次郎「んー、なんとなくかな？」
『え？』
その言葉に驚いてマイキーを見ると
困った様な笑顔を浮かべていた
『えっと…マイキーさん
何か悲しい事でもありましたか？』
万次郎「へ？」
今度は驚いた顔で
こちらを見たので目が合う
『なんだかそんな気がしました
何かあればいつでも聞きますよ
マイキーさんは1人じゃないですし
私の事も少しは頼っていただけたら
嬉しいです』
そう言って微笑むと
マイキーは俯いてしまった
稀咲の事を知りたくて
探ろうと思ってはいるけど
その前になんだか放って置ける様な
雰囲気ではなかった
中学生ながら大人数をまとめる総長
弱音を吐ける場所だって少なさそう
色々積み重なって壊れてしまった結果
稀咲に利用される環境を
作り出させてしまった可能性もある
私の知ってるマイキーは
ぶっ飛んでるけど
人を平気にあやめたりする様な人では
なかったと思う
凶悪化させないように
今私ができる事をするんだ
勝手に色々考えていると
隣から急に笑い声が聞こえてきた
その声の方へ顔を向けると
万次郎「なんでルーシーが
俺より悩んだ顔してんの」
と少し口角を上げ
不思議そうな顔をして見ていた
『その…
中学生にして大人数をまとめるのは
私が思っている以上に
きっと大変な事だろうなと…』
万次郎「ふーん」
私(あれ？会話終了？)
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利翔南(プロフ) - π丸さん» お願いします♪ (2021年11月15日 20時) (
レス) id: cec6c2ac41 (このIDを非表示/違反報告)
π丸(プロフ) - 利翔南さん» わー！楽しみにしてます！！！！ (2021年11月11日 12時) (レス) id: fe1deb6ad5 (このIDを非表示/違反報告)
利翔南(プロフ) - π丸さん» 初めまして！とても嬉しいお言葉をありがとうございます！表現が難しく伝わりにくい所もあるかと思いますが頑張ります♪実は血のハロウィンでどう夢主様を乱入させていこうかとても悩んでおります…場地さんとの絡みも書きますので、今後もよろしくお願いします♪ (2021年11月9日 18時) (レス) id: cec6c2ac41 (このIDを非表示/違反報告)
π丸(プロフ) - こんばんは！とても素敵な作品で最初から全て見させていただきました！投稿、頑張ってください^^ (2021年9月19日 18時) (レス) id: fe1deb6ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：利翔南 | 作成日時：2021年9月19日 8時
