男装少女は男装してない！(？)Hunter×Hunter夢小説

二十三話 ページ26

トー ガキが…！お前だってムカつかねぇのかよ！
　 俺ら全員理不尽な理由でこの女に落とされてんだぜ

貴方 だーかーらー、そんなことでピーピー騒いでんのが
　 男らしくねぇって言ってんだよ！

トー さっきから男らしくってお前の方が女みたいな
　 顔してて弱そうな癖に！

ぴくっ
ドゴォッ！！！！
俺はトードーの頭を地面にめりこませた

貴方 黙れ

びりっ
一瞬だけ空気が変わる

みんな …！？

メン ふんっ、言うじゃない
　 賞金首ハンター？笑わせるわ、たかが子供相手にの
　 されちゃって。どのハンター目指すとか関係
　 ないのよ、ハンターたる者武術に心得があって当然
　 あたしらだって食材探して猛獣の巣の中に入ること
　 なんて珍しくない、密猟者を見つけたらもちろん、
　 戦って捕まえるわ
　 武芸なんてハンターやってたら嫌でも身につくのよ
　 あたしが知りたいのは、未知のものに挑戦する気概
　 なのよ！！！

？？ それにしても、
　 合格者0なんてちと厳しすぎやしませんか？

大きな飛行船の中から声が聞こえる
貴方 ！！

モブ あ、あれは！ハンター協会のマーク！！
　 審査委員会か！

その時、飛行船から何かが落ちてきた
ドォン！！
土煙が舞う中現れたのは一人の老人、
いや俺はこの爺さんを知っている『グランパ』の知り合い

貴方 ハンター試験最高責任者
　 ネテロ会長……！！

みんな ！！！

その時ネテロ会長と目が合う
ぱちっ⭐︎
ウインクされた……

ネテ まあ、責任者といっても裏方でこんな時の処理係
　 みたいなものじゃが……
　 メンチくん！！

メン はい！

ネテ 未知の物に挑戦する気概を問うた結果
　 全員その態度に問題があり、
　 不合格だというわけかね？

メン ……いえ、テスト生に料理を軽んじる発言をされ
　 ついカッとなり
　 あとメニューの答えが全員にバレてしまうという
　 トラブルも続きましてそうこうしてるうちに
　 腹がいっぱいにですね……

ネテ つまり、自分でも審査不十分だったと思ってると？

メン …はい、スミマセン！料理のことになると我を忘れて
　 審査員失格ですね…
　 私は審査員を降りるので試験は無効にして下さい

トー くっ…！

貴方 あ、起きた？

トー うっうわぁ！！

貴方 ……はぁ、

二十四話→←二十二話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す