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44話 ページ5

『大したことじゃないよ。それに答えはやっぱり変わらない!』

首を傾げたゆらの頭に手を置き玉章の方を見て話した。

「そうか…残念だよ。ならば君には死んでもらわないといけないね。」

玉章がそう言うと何処からともなく夜雀が現れて柊達を襲った。

===
そのころリクオ達は袖モギ様を倒し、問い詰めていた。

「オイ…答えろ!呪いだ!!お前がくたばれば呪いはとける…そうだな?」

黒田坊は袖モギ様の襟首を掴み問いかけた。

「ああ…呪いはとけた。だかあの娘は…どうせもうタヒぬぞ?─ワシの呪いは命を毟る…呪いはとけてもあの娘自身どれだけ保つのかな…」

「柊が行ってんだ…大丈夫d「それはどうかな?」…何?」

袖モギ様は嘲笑うかのように話した。

「龍崎とかいう人間の元には玉章様達が向かうと言っていた…2人ともが無事とは限らんぞ?…特に小僧の方は否定すれば…殺されるだろうな。」

リクオは怒りを露にして袖モギ様を斬った。

「若…!?」

「いくぞ黒。…あいつに限ってタヒぬなんてあり得ねぇ!!」
-クソッ!! 待ってろよ柊!!

===

ゆらは突然現れた夜雀に反応が遅れ、斬られる事を覚悟し、目をつむった。

だがゆらに痛みは無かった。柊が傘を放り投げゆらを抱きしめながら移動した。

『チッ!!』

ゆらを庇った事により左肩を斬られていた。

「なっ!?龍崎君!!」

悲鳴に近い声で柊を呼んだ。

『花開院!怪我は無いか?』

本人は自分の方が怪我が酷いにも関わらずゆらの心配をしていた。

「人の心配しとる場合かいな!なんで…なんで庇ったんや!!」

『庇うに決まってるだろ?大事な友達なんだ…死なせはしない。』

柊は相変わらずゆらの頭を撫でながらいった。

「ふーん…やっぱり簡単には殺されてはくれないか…」

「当たり前やろ!この妖怪が!滅したる!!」

ゆらは玉章の方を睨み付けた。

けれど玉章は全く怯まずに笑っていた。

『花開院…退くぞ。』

「なっ!?何を言っとるんや!!こんなやつら…『本当に勝てると思っているのか?』!?」

真剣な顔をして言う柊にゆらは反論した。

「当たり前や!陰陽師としてこいつらは滅しなアカン!…それに龍崎君だって傷つけられたんや!!黙っとれるわけないやろ!!」

『なら俺の傷は平気だから退いてくれ!』

柊はゆらが玉章に向かって啖呵を切っているときに力を使い止血と痛み止めをしていた。
しかし、傷は割と深かった。

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ロゼ(プロフ) - とっても面白かったです!! (2015年1月20日 0時) (レス) id: d11948592b (このIDを非表示/違反報告)
サユリ - こんなに、面白いのでまっときまーす♪ (2014年9月11日 17時) (レス) id: ebfa05ed67 (このIDを非表示/違反報告)
ユウク(プロフ) - ご安心を、いつまでも待っています (2014年6月19日 22時) (レス) id: 738094e02b (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺(プロフ) - 面白かったです!待ちます!!いくらでも待ってます!! (2014年6月19日 19時) (レス) id: d68cf5cff3 (このIDを非表示/違反報告)
アレン - お久しぶりですww面白かったです!! (2014年5月20日 23時) (レス) id: 23e9e8b10c (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2014年4月9日 21時

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