50話 ページ11
午後
玉章の部下である犬神がリクオを殺そうと生徒会選挙の演説の、清継の番のときに襲ってきた。
リクオ達は清継の演出ということにしてそれを阻止した。その最中に負ったものではない傷が犬神にはあった。それに対して少しは疑問を持ちながらも戦った。
結果的には玉章が出てきて、自ら自分の下僕である犬神を消して幕を閉じたがリクオは玉章との会話を思い出す。
これは犬神が消えてすぐの事
「おや、奴良リクオくん…久しぶりだね。まさか君がそんな立派な姿になるとはね。君を、いや、君たちを見くびっていたようだ。」
玉章の言った"たち"とは誰を指して言っていたのかがリクオにはすぐにわかった。
「ふふ…君たちはおもしろい。闇に純粋に通ずる魔道──今の君になら僕が名乗るのにふさわしい。
だけどこんな姿じゃ、説得力がないね──
僕は四国八十八鬼夜行を束ねる者。そして八百八狸の長を父に持つ者…妖怪・隠神刑部狸、名を玉章」
玉章の周りを葉が舞い始め、玉章は姿を変えていった。
「君の"畏れ"をうばい、僕の八十八鬼夜行の後ろに並ばせてやろう。」
「こっちのセリフだぜ…豆狸」
「あぁ、それと…君がここに来ているということは彼も生きているんだろ?
──まさか陰陽師を庇いながら僕に深手を負わすとは思わなかったよ。君との戦いの後に彼も僕がもらうよ
それじゃあ、さらばなり─
また会おう」
それだけ言うと闇へと消えていき、リクオ達も舞台を降りた。
庇いながら―か…
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ロゼ(プロフ) - とっても面白かったです!! (2015年1月20日 0時) (レス) id: d11948592b (このIDを非表示/違反報告)
サユリ - こんなに、面白いのでまっときまーす♪ (2014年9月11日 17時) (レス) id: ebfa05ed67 (このIDを非表示/違反報告)
ユウク(プロフ) - ご安心を、いつまでも待っています (2014年6月19日 22時) (レス) id: 738094e02b (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺(プロフ) - 面白かったです!待ちます!!いくらでも待ってます!! (2014年6月19日 19時) (レス) id: d68cf5cff3 (このIDを非表示/違反報告)
アレン - お久しぶりですww面白かったです!! (2014年5月20日 23時) (レス) id: 23e9e8b10c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2014年4月9日 21時