反動の涙 ページ26
母親の縛りもあって、まだクラスメイトの誰とも話したことがない。
声をかけられても逃げちゃうからお昼も1人。
下校もそうだし休日に誘われることもない
「A。学校楽しい？」
風真お兄ちゃんはそう聞く
「何かあった？」
そして私は必ず『楽しいよ』、『何にもないよ』と答える。
苦しみに耐える日々も徐々に癒えていく。
それはきっと、私がその痛みに慣れてしまったから。
そのうち彼のことも……
ヒーロー基礎学。今日の講師はオールマイトだった。
戦闘訓練。
ペアを組み、ヒーロー・
くじ引きで決め、私はヒーロー側で轟くんとペアになってしまった。
お互い喋らず自分達の番が来て、演習場となるビルの入り口へ行く
「俺がやる。
外で待っててくれ」
彼は開始の合図が鳴とそう言い、中へ入ってきたビルを丸ごと凍らせてしまった。
私を巻き込まないために外で待ってろと言ったのか。
また、轟くんは私を…
「体、冷えてねぇか？」
…………また胸が痛くなってきた…。
これも全部、轟くんの……
後ろを振り向き走る。先生達がいる別室まで。
嬉しい気持ちを底へと押し込んだ反動か、涙が溢れ出た
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ヨシ - 一気に読みました！更新を楽しみに待ってます！ (2018年12月31日 18時) (
レス) id: 26236bbcfc (このIDを非表示/違反報告)
秋雨(プロフ) - 鈴木美妃さん» 嬉しいコメントありがとうございます！頑張ります！ (2018年8月17日 21時) (レス) id: c6df81b2b4 (このIDを非表示/違反報告)
鈴木美妃(プロフ) - ファンになりました。早く続きが読みたいです。これからも更新楽しみにしてます。頑張って下さい。応援します。 (2018年8月17日 19時) (レス) id: 6d5e66c80d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋雨 | 作成日時：2018年8月17日 17時
