第伍話 紅丸side ページ6
紅丸side
紺炉と一緒にAの買いモンに付き合う
Aは皇国が嫌いで出きるだけ浅草からは出ない
Aが皇国に行くとしたら教材を買うときくらいでそれもまた買い溜めをする、
特に教材は、だから俺たちは必ず付いていってる
俺より年下なのに俺よりも頭よくなるんじゃねぇか、と何時も思う
5歳のくせして一緒に稽古してるし、天才かよ
あわあわしてるところに紺炉がが声を掛けると吃驚したのか少し方を揺らして此方を見た
俺がAに軽く怒るとごめんなさい、と謝った
怖がらすつもりはなかったんだけどな…
Aの手を握って一緒に書店を出た
帰り道、他愛もない話をする
稽古、発火能力、浅草での話…
本当に何でもない話をしていた
すると、
さっきからずっと手にあった温もりが無くなっていた
Aが消えた…
横を見てもAが居ない
紺炉の方をみると紺炉も吃驚してるようだった
周りを見てもAらしき人もいないし、Aを拐った奴も見えない
探捜しに行こうとすると紺炉が止めてきやがった
紅丸「おい!!何で止めんだよ!!Aを探さないと…!」
紺炉「今捜しても俺とお前が迷子になっちまうし、冷静な判断ができないのに敵と闘ったら危ない」
紺炉「一回詰所に戻って作戦を立てよう、」
何時もの俺なら反抗するがどうしても紺炉の言葉が刺さって従うしかできなかった
もう…あいつの笑顔がみれないのか、会えないのか、
そんな考えばかりが脳を巡る
あいつの笑顔
あいつの声
あいつの手
Aの事ばかり考える
＿＿＿＿に＿＿＿＿とか、
＿＿＿＿かよ＿
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作者名：紫音 | 作成日時：2022年8月15日 21時
