第壱話 ページ2
Aside
本当の親は誰か分からない
分かりたくもない
気持ち悪い
──────────────────────
私は、拾われ子
浅草の雷門下に捨てられているところを紅に拾ってもらった
紅丸「おい紺炉、」
紺炉「紅!?なんだそれ…」
紅丸「拾った」
紺炉「そんな捨て犬みたいに」
紅丸「見殺しになんてできねぇから拾ってきた」
身寄りがない私を紺炉さん達は引き取ってくれて育ててくれた
私は紅や紺さんに憧れて稽古を付けてもらうことにした
発火能力は有るものの操作が出来なくて宝の持ち腐れ状態
少しでも紅達の力になりたいから紺さんにお願いした
当時4歳、稽古をするにしても難しい事から基礎から鍛えることになった
筋力、体力、反射神経、頭の回転、、等々
筋力はひたすら筋トレ
体力はただただ走り込み、
反射神経はボールの跳ね返りを利用して、
頭の回転を鍛える為にクロスワード等のクイズや計算
そんなスパルタを一年続け5歳になった私は遂に稽古
発火能力には結構自信があったし、発火能力に頼りすぎるわけにもいかないから主に剣術を鍛えた
5歳で刀の扱いは一級
発火能力は紅程強くないが上手くコントロールが出来るようになった、
こんなにも短時間で成長した私を紺さんは褒めてくれた
もう十分強くなれたので毎日出はなく週に三回ほどに稽古を減らした
稽古をしない代わりに家事など詰所の仕事もするようになった＿＿
浅草は騒がしい
うるさいのは嫌いだけど、浅草は大好き______
──が───まで──日______
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作者名：紫音 | 作成日時：2022年8月15日 21時
