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     精霊の守り人〜No Side〜 ページ28

一方、木兎らはアカシアから南に位置する[精霊の洞窟]で彷徨っていた。




「ボクトー。やっぱり村でおとなしくしてた方が良かったんじゃないの?」





コノハが呆れたようにいった。





「いいやッ、この洞窟に何かあるはずだ!絶対!!」





ボクトは一歩も譲らない。





「確か、俺らがいたところには銅像があったよな?
 見つかるまで、相当かかるんじゃねぇの?」




「だからこそ探す!」





仲間の言葉に耳は入らず、ボクトは先頭で探しまくっていた。



その時、仲間の一人サルクイが何かを見つけたかのように言った。





「あ、あの泉…俺たちがいたところじゃない?」





サルクイが示す場所にコノハがいち早く向かうと言った。





「でも、銅像がない…いや、銅像があったと思われる場所に、跡がある…。」


「それじゃ、銅像はどこに?動いたのか?」



その時、何かが唸る声が聞こえてきた。



「お、おい…コノハ…、銅像の形はなんだった?」



「た、確か…S級モンスターの魔獣・キーペリンス。」




更に唸る声が大きくなり、しかも何かがコチラに近寄ってくる音がした。




「[精霊の守り人]・[番人]と称される魔族の狼型一角獣。
 その性格は主人に忠実で、命令には逆らわない。」




また一歩、一歩と近づいてくる。



そして、すぐそこの曲がり角から体長約3Mくらいの狼型一角獣が顔を出した。




「逃げろ……逃げろ!!」






しかし、すぐに追いつかれ逃げ場がなくなってしまった。



行き止まりにあたってしまい、誰もが死を覚悟したとき いきなりキーペリンスが悲鳴を上げた。




「おぉ、これは結構な当たりくじを引いたようだ。A!!」



「うまく捕獲すれば、こちらの忠犬になるぞ…。勝てばいいんだ。瀕死の状態くらいにすればいいだろう。」




その声のあと、殺気を感じたキーペリンスは黒のオーラを纏い、何かと衝突した。



ボクトらは相手のオーラの色を見て、目を見開いた。



「姫様だッ!!」

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真餅@金田一(HQ)は僕の嫁(プロフ) - おっとオッドアイですか!?カッコイイですよねオッドアイ (2014年11月30日 14時) (レス) id: 86f35a74af (このIDを非表示/違反報告)
クロト@関(プロフ) - 衣咲さん» 返信ありがとうございます!これからも応援してます! (2014年11月25日 20時) (レス) id: 0dd27e88b2 (このIDを非表示/違反報告)
衣咲(プロフ) - クロト@関さん» 返信遅れてしまいすみません!!スランプも乗り越えスラスラとお話をかけるようになりました。これからもよろしくお願いします!! (2014年11月25日 18時) (レス) id: d660821c40 (このIDを非表示/違反報告)
クロト@関(プロフ) - 続編おめでとうございます!すごく楽しみです!更新応援してます!頑張って下さい! (2014年11月19日 23時) (レス) id: 0dd27e88b2 (このIDを非表示/違反報告)
衣咲(プロフ) - 愛蒼唯さん» コメントありがとうございます!!更新頑張りますヽ(´▽`)/ (2014年11月19日 22時) (レス) id: d660821c40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:衣咲 | 作成日時:2014年11月19日 14時

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