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    迎えに来た使者 ページ8

翌日、私は目を覚ますと それを狙ったかのように今度はニシノヤが朝ごはんを運んできた。



失礼致しました、と扉から出た。



…しかし、いつまでたっても鍵を閉める音が聞こえない。


まぁ、鍵を閉めたところで 術で私は外に出られないけど。



私は開きかけの扉を全開にした。



すると一匹の梟が部屋に飛び込んできた。



「え?」



その梟は、私の姿を見るとバサバサっと羽を鳴らした。



待てよ…?この牢には城の者だけしか入れないはずだ。


なのに、どうやって…?


扉を見ると、さっきまで怪しく光っていたハズの出入りを制御する魔法陣が消えていた。


外にいるニシノヤを見ると、見事に気絶していた。



この梟は一体…?




そう思っていると、梟の姿が張り裂け白い煙が発生した。



白い煙からは人の姿が現れた。


「え、何方様で…?」



完全に顔が見えるようになると、その人は言った。


「貴方様がA様ですか?」


「えぇ…、そうですが。貴方は…」



その人物は癖っ毛で、なんともいえぬ無気力感があった。



「これは失礼しました。俺はアカアシといいます。」



「アカアシ?アカアシといえば梟谷の……」


彼は人間の種族でも有名な梟谷を代表する人物だ。

――っといっても、いつもは二人組と聞いていたが…。

    脱獄のお手伝い→←第一章 819年の呪い



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クロト@関(プロフ) - とても素晴らしい作品です!とっても面白いです!更新応援してます!これからどうなるた楽しみにまってます!頑張って下さい! (2014年11月17日 19時) (レス) id: 0dd27e88b2 (このIDを非表示/違反報告)
衣咲(プロフ) - 咲さん» コメントありがとうございます!!更新頑張りますヽ(´▽`)/ (2014年11月17日 18時) (レス) id: d660821c40 (このIDを非表示/違反報告)
- もう毎日更新されるのが楽しみです!!! (2014年11月16日 19時) (レス) id: bfbd51f8b6 (このIDを非表示/違反報告)
衣咲(プロフ) - 桜音さん» コメントありがとうございます!!まだまだこれからですよッ! (2014年11月15日 17時) (レス) id: d660821c40 (このIDを非表示/違反報告)
衣咲(プロフ) - Yさん» コメントありがとうございます!!続編行きますので、これからもよろしくお願いします♪ (2014年11月15日 17時) (レス) id: d660821c40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:衣咲 | 作成日時:2014年11月7日 19時

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