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    目を開けた先。 ページ33

もう少しで 斬られる、

そう思った瞬時、目の前に白いものが立ちはだかった。




「ケンタロウ!!」



さっきまで、向こうで佇んでいたケンタロウがAを庇い、
  イワイズミの剣によって 腹を斬られた。


そこでイワイズミは動きを止めた。



「おい…ケンタロ…?」


イワイズミによって、腹どころか コアを斬られたケンタロウはすでに冷たくなっていた。


「ケンタロウ!!ケンタロウ!!……てめぇ!!」



イワイズミは再度、オーラをまとった。





(さっきより、赤くなっている!!)





Aもオーラを纏うと思った。



(これじゃ、素で受け止めても殺られる!!
 せめて、足止めだけでも!!)



Aは、掌をイワイズミに向けると、魔法陣を展開した。


「…バギクロス!!」


真空上級呪文だ。


目に見えるほど強力な真空波が、イワイズミを襲う。


「……フン!!」


イワイズミは、一つ一つ真空波をギリギリのところを剣で薙ぎ払った。



「なんて剣さばき…!!」




無数の真空波を斬りきると、イワイズミの目隠しがホロリ、と落ちた。




Aはイワイズミの目をまじまじと見た。



その色は、吸い込まれそうな赤色と黒色のオッドアイだった。



「その目の色…!!約束の呪文か!!」



約束の呪文にかかったものは、必ず 体のどこかに 赤色がべったり塗られたように浮き出る。



「はぁ?約束の呪文?…んなの在ったなぁ」



ハジメはニヤリと小バカにしたように笑うと、そのまま続けた。



「俺は大王・オイカワに仕える 暗黒騎士だ。約束の呪文なんかなくとも――」


「違う!!貴方の名はハジメ、イワイズミ ハジメ!!私の、私の――」

    破術:ブランポーセ→←    白と黒と灰色と〜Akaashi Side〜



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クロト@関(プロフ) - とても素晴らしい作品です!とっても面白いです!更新応援してます!これからどうなるた楽しみにまってます!頑張って下さい! (2014年11月17日 19時) (レス) id: 0dd27e88b2 (このIDを非表示/違反報告)
衣咲(プロフ) - 咲さん» コメントありがとうございます!!更新頑張りますヽ(´▽`)/ (2014年11月17日 18時) (レス) id: d660821c40 (このIDを非表示/違反報告)
- もう毎日更新されるのが楽しみです!!! (2014年11月16日 19時) (レス) id: bfbd51f8b6 (このIDを非表示/違反報告)
衣咲(プロフ) - 桜音さん» コメントありがとうございます!!まだまだこれからですよッ! (2014年11月15日 17時) (レス) id: d660821c40 (このIDを非表示/違反報告)
衣咲(プロフ) - Yさん» コメントありがとうございます!!続編行きますので、これからもよろしくお願いします♪ (2014年11月15日 17時) (レス) id: d660821c40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:衣咲 | 作成日時:2014年11月7日 19時

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