生存確認 ページ32
洞穴の中に朝日が入り、Aを照らしたとき 一羽の烏が飛んできた。
まだ寝ているAからそっと離れ、サグが烏を迎えた。
左足に文が結んである。
『A様はまだお休みだ。起こさなうよう気を付けろ。』
烏はサグの言葉に頷くとサグに文を託し、近くの背の高い木の天辺に止まった。
サグは文をAの根元においた。
するとモソモソとAが起き上がった。
『おはようございますA様。』
「あぁ……。どうしたサグ」
『城から文が届きました。』
サグがそう言った途端Aは根元にあった文を手に取り、開いた。
[スウォン様の戴冠式の途中、A様の黒烏が人々の空を舞いました。
これをスウォン様はA様の生還だと信じ、この文を書くようにと仰せられました。
国の者にはヨナ姫、ハク将軍の生存は伏せ、A様の死だけを公表していましたが 混乱を招く前に生存を広めるように努めております。
その証拠として、また文をこちらに送ってくだされば助かります。
ケイシュク]
Aはその文の中から転げ落ちたのに気付いた。
カランと音を立てて落ちたものを拾い上げると、それは――
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衣咲(プロフ) - 咲さん» おぉ咲さんじゃないですか。いつもありがとうございますっ。ケイシュク参謀の出番が増えることを祈ってます(( (2015年1月12日 15時) (
レス) id: d4d3594d34 (このIDを非表示/違反報告)
咲 - 衣咲さん!赤青シリーズ全部見てます!暁のヨナも書いてたんですか!僕も暁のヨナのマンガとかアニメとか見てます!ケイシュクさん，確かにカッコイイですよね! (2015年1月11日 22時) (レス) id: bfbd51f8b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：衣咲 | 作成日時：2015年1月7日 9時
