446.side降谷 ページ8
快斗くんが誓約書にサインをしてくれてから、泣いた、ということが分からなくなるまで軽い雑談をしていれば、なんとAは快斗くんの正体全て理解しているということが発覚した。
それでも何も言わずに笑って俺とキッドを別枠で見てくれていたAさんの傍は心地よくて...と照れたように笑った快斗くんに、そういう所だぞ！！と心の中でAに突っ込みを入れた。
彼女の傍が心地よいというのにはとても同意だが。
そんな話から、主にAや3つ子の話を続けていれば、泣いた事が分からない所まで回復した為隣の部屋まで戻ることにした。
部屋へ戻れば、それぞれ澪は赤井、透流は風見、郁流は新一くんに抱き上げられてすぅすぅと寝息を立てていて。
「少し前まで起きていたが、さっき寝てしまったよ。」
「色々あったし疲れてたんだと思います。」
「きっと、頑張ったんだろうし…」
それぞれを抱き上げた人達が緩い笑みを向けながらそう俺に伝えてきた為、見ていてくれたお礼を告げてから、黒田管理官へ視線を向ける。
「管理官、全て解決しました。」
「分かった。さて、じゃあ3つ子も眠っていることだし静かに報告といこう。まず、お前の上司だが。あれはもう救えん。ここにいるメンバーで見つけた不正を全て背負わせて裁判へかける。勿論、逃げ道は徹底して塞ぐ。あれに加担していた奴らも一掃する手筈が整っている。
だが、あのお嬢さんは親に言われてやったと言われてしまえば情状酌量の余地ありとされてしまう可能性が高い。まあそちらはそうなったとしても今の降谷ならどうとでも出来るだろう。
お前はもうあれらに関わらなくていい。
こちらからの報告は以上だ。」
「黒田管理官、俺の事は言わないんです？」
管理官からの報告にほっと胸を撫で下ろしていれば、俺は？と口を開いた篠崎さん。
その行動にその場全員が首を傾げれば、管理官はあぁ、と言葉を発した。
「篠崎は公安を辞めて以来私の協力者だ。」
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すず(プロフ) - 更新待ってます (4月20日 17時) (
レス) id: 2af65047db (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 感動。 ３子ちゃん尊い (3月12日 21時) (レス) @page35 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
TAKE - こんなに最高で泣ける作品初めてです！頑張って下さい！！ (7月8日 0時) (レス) @page35 id: 20d3cc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ＠前垢消えた(プロフ) - 神作品をありがとうございます。、、。、、、おかげで涙が止まりません、、、、尊いのをありがとう (5月14日 13時) (レス) @page35 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - はじめまして、2月に入りこちらの作品を見つけ、ようやく最終更新まで読み進められました…！続きを楽しみに待っています！ (2023年2月4日 2時) (レス) @page35 id: 240298aea3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真紘
| 作成日時：2019年1月1日 21時
