検索窓
今日:20 hit、昨日:96 hit、合計:479,581 hit

311. ページ33

次の日、届いていた返信には今は難しいと書かれていた為、先に秀さんに伝えようと零に送ったものと同じ文面を送れば今日でも平気だと返事が来た。






3つ子を幼稚園に連れて行ってからそちらに行きますと返信を返して、幼稚園に行く準備を終えて玄関で待機している3人の元へ向かった。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「お邪魔します。」





そう声を出して工藤邸に入ってすぐに、私は早速本題を切り出した。






「これ、なんですけど。」






「...ほぉー。A、これを何処で?」






工藤邸にいたのは昴さんではなく秀さんだった為、ある程度重要だと思っていたのだろうが驚きを隠せていない様子だった。






「3つ子が、誘拐されたあの時に郁流が拾ってたみたいで...あの時持っていたぬいぐるみの中に入ってたんです。」






軽く説明をしてから、意を決して彼に問掛ける。







「これは、私が見ちゃいけなかった内容ですよね?少なくとも秀さんや零といったように世界から目を付けられているくらいの組織。それも、黒っていうぐらいだから恐らく犯罪組織でしょう。そして、この情報は、その組織の大切な情報。これら全ての裏を取れればきっと、壊滅することが出来る。...違いますか?」






目をつぶったまま私の話を聞いていた秀さんは全て聞き終えると静かに目を開いて口元を緩めた。





「...ふっ。流石だな。君の考えは全て正しい。これを拾ったのが一般人や向こうの者じゃなくて本当に良かった。ひとつ聞きたいんだが、何故降谷君ではなく俺にこれを持ってきた?」






「零は、最近忙しいみたいで、会えてないんです。一応先に零に連絡いれたんですけど、今は難しいと言われてしまったので。」






正直にそう返すと、ふむ、と相槌を打った後、だが...と言葉を続けた。








「降谷くんにも教えた方がいい。今すぐにだ。」






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



この作品が進まない時に書いてたやつをあげてみましたので、よければ!!




その手を離してしまうんだ。【降谷零】

312.→←310.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (262 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3526人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 降谷零   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

るりか - ピクニックのお話のモデルの公園ひたち海浜公園ですかね…? (2022年5月28日 20時) (レス) @page19 id: e53a029b35 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - 明里香さん» 両方なおしました!ありがとうございます!! (2018年10月20日 23時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 317話に名前変換出来ていない箇所がありました。 (2018年10月20日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 315話に誤字がありました。「言いずらそう」ではなく、「言いづらそう」です。 (2018年10月20日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - 桜さん» 遅くなりましたがあげました!!続きもよろしくお願いします!! (2018年10月20日 22時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:空良 | 作成日時:2018年10月6日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。