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305. ページ27

またもお店の前で待たせていたハロに、ごめんね、と声をかけて車を止めた駐車場へと戻る。







おそろいのストラップは、買った後直ぐに3つ子の手に渡り、3つ子はホクホクした顔でそれを握りしめている。







「かえりは、ぼくがおとうさんのとなりね?」





帰りのジャンケンを制したのは郁流だったらしい。満足気な表情で嬉嬉として零の隣にあるチャイルドシートに向かう郁流に、零は笑いながら抱き上げて車に乗せていた。







私は後ろの席へ2人を乗せつつ、私も車へと乗り込む。








帰りの車は、やはり1日遊んで疲れたのだろう。行きよりもはやく3つ子は寝落ちてしまった。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「じゃあ、そろそろ俺は行くな?3つ子にはまた今度って言っておいてくれ。」





「わかった。」








家に到着しても尚起きる気配のない3つ子を家の中まで連れて行ってから暫くリビングで寛いでいた零は、そう言って3つ子を撫でてから玄関へと向かった。







この後はまた仕事が詰まっているらしい。








「わざわざ、時間を作ってくれてありがとうね??」





「いや、俺の方こそ今日1日凄く充実していた。ありがとな。...ハロも、よろしく。」






会話を交わしてから、私と一緒にお見送りに来ていたハロを人撫でした零は、今度こそ扉を開けて玄関から出ていく。







「うん、ハロは任せて??それじゃあまた。いってらっしゃい、零。」







「あぁ。いってくる。」








最近、ようやく躊躇わずにいってくると返すようになった零は、ほんのり顔に笑みを浮かべてから、くるりと向きを変えて去っていった。






「家の中、入ろっか。」




「アンっ!!!」





ハロにそう声を掛けて、私も玄関の鍵を閉めてからその場を後にした。

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設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 降谷零   
作品ジャンル:アニメ
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るりか - ピクニックのお話のモデルの公園ひたち海浜公園ですかね…? (2022年5月28日 20時) (レス) @page19 id: e53a029b35 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - 明里香さん» 両方なおしました!ありがとうございます!! (2018年10月20日 23時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 317話に名前変換出来ていない箇所がありました。 (2018年10月20日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 315話に誤字がありました。「言いずらそう」ではなく、「言いづらそう」です。 (2018年10月20日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - 桜さん» 遅くなりましたがあげました!!続きもよろしくお願いします!! (2018年10月20日 22時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空良 | 作成日時:2018年10月6日 22時

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