夢みたいな現実。42 ページ42
「……」
「……」
「…………あの、席がないならやっぱり私退きま」
「こ こ に 居 ろ」
ど、どどどどぅいうことでしょうぅぅ(混乱)
………私の認識が間違ってなければ、私はか、兼さんの膝の上に座っている。
え、ほんと待ってどういうこと? いや待ってやっぱり理解したくない←
多分理解したら貧血で倒れる。更に変なヤツだと思われてしまうではないか!
「あ、あの」
「ああ? 退くんじゃねぇぞ」
「いや、そうじゃなくて……重くないですか?」
「軽すぎるくらいだな、ちゃんと食ってんだろうな?」
う゛……ちゃんととは言えないが食べたぞ! 昨日なんて冷凍チャーハンをな!!()
チラッと審神者様の方に目線を向ける。
すると、審神者様もこちらを見ていたようでバチッと目が合う。そして必死に訴える。
こ、これはどうすればいいですか!?
と。
だが、審神者様はどう解釈したか知らないが一つ私に向かって頷くと
「じゃあ眠いけど、手を合わせてくださーい」
「頂きまーす!」
その声を合図に皆が朝食に手を付け始める。
いやッ、そうじゃなくて!!!
そーじゃなくてッ! 審神者様ァァ!!
「和泉守さー、それどーやって食べるわけ?」
私が心の中で奮闘してると隣に座っていた加州が言う。確かに、これどうやって食べるのが正解?
「まさか、考えてなかったんじゃないよね?」
「バッ……んなことあるわけねぇだろ!」
突然の問いに兼さんが固まっていると、加州の隣に座っていた……私と兼さんの隣の隣か、の安定がニヤニヤしながらそんなことを言った。
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なのは(プロフ) - 甘gumさん» こ、こんな不定期なものでも待っていてくださるなんて…感動です!!謎の視線については後々…ということで、また頑張っていきます!ありがとうございます(*^^*) (2019年11月26日 9時) (レス) id: 0e7eece4c9 (このIDを非表示/違反報告)
甘gum(プロフ) - 更新待ってました!ありがとうございます!主人公を見る謎の視線が何なのか気になりますね…更新お疲れ様です! (2019年11月26日 0時) (レス) id: ac11c5bffc (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 雪さん» うわぁぁ!!涙が止まらないなんて.......ありがとうございます!!これからも長く続けられるよう、推進して参ります! (2019年7月2日 6時) (レス) id: 0e7eece4c9 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 一気読みさせてもらいました!涙が止まりません(笑)続き楽しみにしてますっ! (2019年7月1日 20時) (レス) id: 83eed38689 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 狐火さん» 遅れてすみません!一目惚れして頂いて感謝です!まだまだ長くなるかも知れませんが、今後ともこの小説をよろしくお願いします! (2019年2月25日 19時) (レス) id: 0e7eece4c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緋月なのは | 作成日時:2017年8月15日 15時