いや違う、この本丸の主は私だ。【刀剣乱舞】

夢みたいな現実。２６ ページ26

……わぁ。
とてつもなく私の本丸に近いんだが？ 何これこわぁぃ。


ま、まぁ、取り敢えず、他の情報も確認してみよう。
そして私は次に、刀剣男士のことが細やかに書かれた本を手に取った。

レベルとか、ステータスとか、部隊編成とか……

でもそれを全部見ていったら夜が明けてしまうので、【部隊編成】だけを確認することにした。


えーっと、なになに……



第一部隊
隊長：山姥切国広 部隊員：蛍丸 和泉守兼定 太郎太刀 加州清光 にっかり青江

第二部隊
隊長：厚藤四郎 部隊員：前田藤四郎 乱藤四郎 愛染国俊 薬研藤四郎 堀川国広

第三部隊
隊長：大倶利伽羅 部隊員：へし切長谷部 歌仙兼定 小竜景光 燭台切光忠 鯰尾藤四郎








…………………えぇぇぇええぇぇ……


何これすっげぇこわぁい。

うちの本丸と同じ…っていうか、違うところなんて見当たらなぁい。


私はあまりの恐怖に、本をそっと閉じ、元の場所に戻した。


「ど、どどどどうしよう…」


これはマジのマジのマジで夢じゃなくて現実……？

いやいや！ そー決めんのはまだ早いでしょ！！
違うところの見当たらない、ただの夢っ！！



あ、でもなんか急に現実味帯びてきた…

今日の皆の反応見るに、後ろからグサッとかされそうな勢いだし…


な、なんか結界の張り方とか載ってる本ないの！？







＿＿＿そのあと、何とか霊力の扱い方が載っている本を見つけ、出来る限りの情報を頭にぶち込んだ。

さらに剣道場があるのを思い出し、資料室に何故かあった刀の使い方の本を持って、そこへ向かった。


その後は、無我夢中で木刀(短刀)を振り回し、お風呂に入ってすぐさま寝た。



きっと、疲労感を感じなかっただけで、相当疲れていたんだろう。
その日は目を閉じるだけで、私の意識は暗闇へ溶けていった。




＿＿＿午前１時、菜乃就寝。









＿＿＿＿＿＿＿
最後、雑になってすみません……

次から、sideがころころ変わります。 ご注意ください。

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