夢みたいな現実。17 ページ17
ヤバイです!お星さまが赤く…!
見た瞬間肩が揺れました…恐縮です、本当にありがとうございます!!
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「では、本題に入りましょう。
貴女のその面は何なのですか?
なぜ貴女だけが顔を見せないのですか? 私たちに、主殿に失礼だとは思わないのですか?」
はい〜。いきなり質問攻め来ました〜。
いや、だってこんな不細工な顔見たくないでしょ?
泣いて(見てないけど)きっとさらに不細工になってると思うし、うん。
逆に見たいのかな? 不細工な顔を拝んでおきたい的な?
うわー性格悪いわー
「見習いさ〜ん。黙ってるのは良くないと思いますよ?」
なるほど。
さっきからあちらが一切口出ししてこなかったのは私の様子を充分に伺うためか。
いいよ、そこは。
もう諦めてるから。
「先程の答え、遅くなり申し訳有りません。
本来見習いは、この様な面を付けなくても良いのは知っていました。
……では、何故こんのすけ様はこの面を私に付けたか……それを考えていました」
土下座なるものを一度した上で、相手の目を見てしっかりと話す。
ここで目を背けちゃいけない。
彼らにとってそれは、“隠し事のある見習い” という風に認識されてしまうかもしれないから。
そんなことないって、この場で言いたい。
全てを話すことは無理でも、一部だけでも今。
「皆様が私のことを怪しんでいらしたことは承知しています。
そんな皆様のこと、私の顔も見たくないという想いが強いのではないかという、私の余計な気遣いをこんのすけ様が察してくださったのではないのかと思います。
……それで気分を害したのなら、この面は外しましょう」
丁寧に慎重に言葉を選ぶ。
ここで間違えたら勘違いが酷くなるだけ。
私が苦しくなるだけ。
夢でも、せっかく皆に会えたんだ。
いい夢にしたいじゃないか。
「では外して下され。貴女の顔を拝みたい」
「はい、わかり」
「み〜なら〜いさんっ!
粟田口派だけズルいよ。あっちで俺たちと話しよ?」
こ、この声はっ……!!!
ほ・た・る、 だァァァアアアア!!!!
私の一番最初の推し!
まさかあちらから話し掛けてくれるとは、なんという嬉しさっ……!
泣けてくる……
「蛍さンン"ッ!!」
マズイ……足半端ねェ……
なにか? ショタコンだがなにか?
言っとくけど、私がショタコンになったのは “刀剣乱舞” っていうゲームのせいだからな!? 最初っからじゃ無いぞ! 勘違いしなでよね!!
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なのは(プロフ) - 甘gumさん» こ、こんな不定期なものでも待っていてくださるなんて…感動です!!謎の視線については後々…ということで、また頑張っていきます!ありがとうございます(*^^*) (2019年11月26日 9時) (レス) id: 0e7eece4c9 (このIDを非表示/違反報告)
甘gum(プロフ) - 更新待ってました!ありがとうございます!主人公を見る謎の視線が何なのか気になりますね…更新お疲れ様です! (2019年11月26日 0時) (レス) id: ac11c5bffc (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 雪さん» うわぁぁ!!涙が止まらないなんて.......ありがとうございます!!これからも長く続けられるよう、推進して参ります! (2019年7月2日 6時) (レス) id: 0e7eece4c9 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 一気読みさせてもらいました!涙が止まりません(笑)続き楽しみにしてますっ! (2019年7月1日 20時) (レス) id: 83eed38689 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 狐火さん» 遅れてすみません!一目惚れして頂いて感謝です!まだまだ長くなるかも知れませんが、今後ともこの小説をよろしくお願いします! (2019年2月25日 19時) (レス) id: 0e7eece4c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緋月なのは | 作成日時:2017年8月15日 15時