Story90 ページ43
何を考えているか分からない…か。
確かに何を考えているのか分からないときもあれば、さっきの赤面みたいに嗚呼……これは、と分かる時もある。
アスカの部屋に戻る為に歩きながら考えていた。
…………。重要なことを忘れてた。俺アスカにキスしてしまったんだ…
あの時はとっさだったからな…
謝るべきか……
あれこれ考えているうちに部屋についた。
コンコンとドアをノックする
「ケイくん？いいよ！」
アスカは着替えていて、フリルが付いたシンプルなワンピースにメガネをかけていた。
よく似合っていた。
「……仕事してたのか」
「そう。あっ！お兄ちゃんに聞いといたよいいよだって。あと色々して貰いなさいって……」
「………！」
「どういう意味か分かる？」
「いや……」
「あと急で悪いんだけど…その…『ゴロゴロ……』ひっ…！」
「どうした？」
「いや……何でもない…」
そう言いながら目線をそらす。
「あのね。台風が来て車とか走れない状態で…『ピシャーン』」
雷が鳴る。鳴ったとともにアスカが黙ってしまった。
「……アスカ？」
「あっ…うん。ケイくん座ってていいからね。あとあそこの電話使えば誰か来てくれるから。私は諸事情でこっちにいるから……」
そう言いながら布団に潜る
また雷がなった。そしたらピクッと動いて震える。
「アスカ……もしかして雷ダメなのか？」
「うっ……仰る通りでございます…」
「何もくるまらなくたって……」
「いつもこうやって来たから大丈夫」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 8人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
toto - オッケー！頑張ってね！！応援してる！ (2016年1月15日 21時) (
レス) id: ae6b0c57f9 (このIDを非表示/違反報告)
Ｍａｒｉｎａ(プロフ) - ガチです！ (2016年1月15日 21時) (レス) id: 884289d72d (このIDを非表示/違反報告)
ramune - これって、ガチでばれたパターン？すっごい続きがきになる！ (2016年1月12日 21時) (レス) id: ae6b0c57f9 (このIDを非表示/違反報告)
toto(プロフ) - おおっ、アスカがケイって言った！（２回目か）次の更新楽しみにしてるね！ (2016年1月11日 15時) (レス) id: ffe4da999d (このIDを非表示/違反報告)
Ｍａｒｉｎａ(プロフ) - そうですね…もうちょっとしてくると出てきます (2016年1月11日 15時) (レス) id: 884289d72d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Ｍａｒｉｎａ | 作成日時：2015年12月19日 21時
