キュート・アグレッション【キミガシネ】【短編集】

【日和颯】大好きな先生 ページ10

※精神年齢低め夢主さん
※精神科医になっているヒヨリソウ
※夢主さんM、♡喘ぎあり



「先生おはよー！」

『おはよう、Aさん』

今日もAはボクを視認すると満面の笑みで挨拶をする。
その姿は人生で見てきた中で一番と言っていいほどに愛おしい。

「ヒヨリ先生、朝ごはん！」

『ほら、持ってきたよ。お口開けてー』

両手が動かせない彼女のために彼女のベッドの上に座り、朝食を食べさせる。するといつものように食事を頬張り、「美味しかった」と感謝の言葉を告げる。

「ね、ねえヒヨリ先生！今日はお注射？おくすり？それともビリビリするやつ？」

『えっと今日はねー……ビリビリだ、ちょっと痛いけど我慢してね？』

「うん！先生のためなら痛いのも我慢する！」

『よし、いい子だ』


Aはアスナロにとって、単なる実験動物にしか過ぎない。
なのでぶっ壊れたらすぐ捨てる。普通ならそうなのだが……


あるとき、彼女はストレスと痛みに耐えきれずボクの記憶を改ざんし、
「自分に優しくしてくれるお医者さん」ということにした。
すると人が変わったかのように苦しみや痛みを快楽に感じるようになっていった。
このデータは組織に非常に有益なものだったらしく、ボクはまた彼女で遊べるのだと喜んだ。


『これでよし、今からビリビリやるねー』

彼女の頭に機械をはめ、電流を流す。

「あ、あ゛ぁ…♡ぃ、痛ぃよぉ………う゛うぅ……」

すると彼女は涙を流しながら痛みと快楽に喘ぐのだ。



電流を止め、「痛いの頑張ったね、えらいえらい」と言い頭を撫でると、
彼女は猫のような可愛らしい声をだす。




あぁ、なんて愚かで可愛らしいのだろうか！！

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