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3話 ページ6

実は101位の席に行くまでにある人が居ないかを探していた


それは、桃奈ちゃん
そう、私の推しの笠原桃奈ちゃんだ



私たち練習生はお互いの存在を、今ここに来るまで知らなかったんだけど

私の名前の横にある順位をつける時に見たモザイク付きの映像で桃奈ちゃんみたいな子がいた
かなり自信があるし、卒業の時にそういう気配を感じたので間違いないと思っている


ただ、まさか当事者同士で会うことになるとは思わなかったので
採点しながら悶えてしまって、琴ちゃん佑唯ちゃんにどうしたの!?といらない心配をかけてしまったことは記憶に新しい



そうしてまだ見ぬ桃奈ちゃんに思いを馳せながら
他の練習生の子との出会いを楽しんだ




途中まで空席だった私の横の100位高見文寧ちゃんという子が座った




『お隣ですね!よろしくお願いします!』


文寧「…よろしくお願いします」


可愛い…結構控えめな感じの子なのかな?



そして、練習生評価の順位が発表される


文寧ちゃん2位!?


文寧「びっくりした…」


文寧「本当だ…嘘みたい…」


『文寧ちゃん!凄い!おめでとう』


文寧「ありがとうございます…びっくりして
  まだちょっと信じられません」



なんて謙虚なんだろう…文寧ちゃんの透明感のある
独特の雰囲気も相まって、
スキルを除いた文寧ちゃん自身の魅力もとても感じた










ーーーーーそしてーーーー




rebloom





あめり「また咲くって感じだ
  だから前になんか活動とかしてた…」



直感でここだと思った

実は Remember me? かな?と思ったけど違ったので
残りの人数的にもうここしかないだろうと思った




私はこの時半ば無意識に指を組んでお祈りのような形で
rebloomという文字を見ていたのだが、カメラに抜かれてることは気づいていなかった









心の準備はしていたはずだった

ただ、いざ桃奈ちゃんと相方の心ちゃんが出てきた時
想像を超える可愛さで拝んだ姿勢のまま泣いていた
…らしい(文寧ちゃん談だか正直覚えていない)

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るあ(プロフ) - ノアさん» いえいえ!こちらこそありがとうございます! (3月9日 9時) (レス) @page20 id: 6f60804e5f (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - るあさん» すみません、途中から変換ミスってますね…訂正しました!ありがとうございます! (3月9日 3時) (レス) id: 42221c206d (このIDを非表示/違反報告)
るあ(プロフ) - 凛です!凜ではないです! (3月8日 17時) (レス) @page20 id: 400c031e62 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ノア | 作成日時:2024年1月18日 14時

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