Re:valeのサブマネージャーになりました

8話 ページ9

そこから、二階堂くんとの距離はグッと縮まった


お互いのことを大和、Aと呼び合うにはそんなに時間はかからなかった


周りのクラスメイト達も最初はびっくりしてたけど
二階堂なんか変わったな！とか
仲良くなりすぎててびっくり！と
皆優しく見守っててくれた、今思うとほんとに素敵なクラスメイト達だったなと思う


ある日、大和の家に遊びに行くことになって
その時に千さんに出会った

大和は千さんの事嫌そうに見てたんだけど、私は相方のために頑張る素敵な人だなってその時思った記憶がある


大和の家に行くのももう何回目だろうかという時
私も千さんに名前を覚えていて貰えたみたいで、暑い中頑張る千さんに
いつも頑張ってて素敵です！
と伝えたことがある

千さんは驚いたあと


「Aちゃん、面白いね」


と微笑みながら言った




「ところで、ずっと気になっていたんだけど
君は大和くんの恋人？」



『ち、違います！！大和とはクラスメイトで……
私は親友だと思ってて、
私は二階堂大和という人を愛しています！』


クラスメイトからは恋人同士みたいな扱いをされたこと無かったし、こういう質問は経験が無さすぎて
我ながらなかなか大胆なことを言ってしまったような気がする…
大和が先に家の中に入ってくれててよかった



千さんを見たら……め、めちゃくちゃ笑ってる……
そして千さんの目線が玄関の方に向く


私もつられて向いたら私が遅いから戻ってきてくれたのだろう、顔を真っ赤にして驚いてる大和が居た


やましいことなんて何一つないのに私も途端に恥ずかしさが限界突破して

『ご、ごめん！！今日は帰りますっっ！！』


と言って走りながら帰宅した


その日から千さんに気に入られたのか凄く構われることが増えた

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