Re:valeのサブマネージャーになりました

43話 ページ44

IDOLiSH7と食事をしてから数日後の話



『おはようございます』


「来たね、A
はい、そこに正座」


いつものように岡崎事務所に出社すると、Re:valeの２人が待ち構えていて、ユキにそう言われた


『正座…？
え、私何かやらかしました…？？』


「やらかしもやらかし！！大やらかしだよ！！」


モモにそう言われるけど
どうしよう心あたりがない…


とりあえず私が何か仕事面でやらかしたのは間違いなさそうなので
大人しく正座することにした


『そ、それで私は一体何をしてしまったのでしょうか…』


「見て、これ」


そう言ってユキが見せてきたのは雑誌の表紙


『雑誌…？？』


「よく見てよAちゃん！！ここ」


『…抱かれたい男特集？……あっ！』


「何か思いあたることがあるみたいだね」


もしかしなくても撮影のことだよね？
いや、私もまさか撮影するなんて思ってなかったし…
岡崎さんには伝えていたんだけどな
岡崎さんも２人にはわざわざ言うことじゃないって思って言わなかったのかな？
ってそれもそうか、マネージャーが撮影してるなんて自社タレントに言わないよね

ちなみに私は純粋に恥ずかしかったのでその話題については出さなかった
そういえば撮影したこと知っていたら
聞いてきそうなものだけど何も聞かれなかったもんな





「おはようございます！みなさ……あー…」


なんて考えていたら、社長室から出てきた岡崎さん
瞬時に状況を察したみたいで気まずそうに視線を逸らす

…さすがトップアイドルのマネージャー状況把握能力が高い



『岡崎さん……』


「もしかして、おかりん知ってたの？」


「おかりん！？」




岡崎さんごめんなさい
あなたも共犯者です

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