4話 ページ5
目が覚めたら見知らぬ天井だった…以前にもどこか覚えのある
あれ、私何してたっけ…?
ここ病院?あ、そうか私倒れて
「A!!」
『…千さん、すいません私全然大丈夫じゃなかったみたいですね
仕事にも穴をあけてしまって』
「大丈夫、それより体調は」
『精神的なものだと思います、安心してください明日から仕事には戻れます』
「そうじゃないでしょ、仕事なんて僕とモモがいれば現場はまわるし、おかりんだっている
僕が心配しているのはおまえのことだよ」
「……それに、彼だって誰よりも先に駆け寄って心配していた」
彼、というのは大和の事だと思う
やはり気づいていたんだろう、私が(名字)Aということに
私なんかの心配をしてくれるなんて、大和はやっぱり優しい人だな
千さんもきっと目が覚めるまで空いた時間はずっといてくれたのだろう
……向き合わないと、大和に
ちゃんと謝らないと
『…千さん!』
『私、許してもらえなくてもいい
でも大和と向き合いたい!!です』
「そう、ちょっと待ってて」
千さんはそう言うと病室を出て行ってしまった
しばらくして病室の扉が開く
千さんが帰ってきたのかな?
と思ったら
「久しぶりだな」
倒れる前に見た以来の大和がそこにいた
『……久しぶり、大和』
大和は私のいるベッドの方に歩いてきて、近くの椅子に座った
「千さんが、あんたと2人でゆっくり話してこいって俺を呼びに来た」
わざわざ目覚めるまで病院で待っててくれたって事?
千さんもそれを許していたってことは……あの人には本当に適う気がしないや
『あのね、大和…許してくれとは言わないし、大和に嫌われてもしょうがない思ってる
でも私の話を聞いてほしい
大和と向き合う時間をもう一度ください!!』
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ノア(プロフ) - byate959さん» コメントありがとうございます!更新が遅くて申し訳ありません、続編は準備中のためパスをかけさせていただいております。終わり次第パスを解除しますのでしばらくお待ちください。 (11月28日 11時) (レス) id: dffda7b740 (このIDを非表示/違反報告)
byate959(プロフ) - 続編を読みたいのですが、パスがかかっていて読めないです。どうしたらいいでしょうか? (11月21日 22時) (レス) id: d73041dad9 (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - いえいえ、どういたしまして〜! (7月26日 7時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 高梨アヤメさん» こんばんは!気づきませんでした…ご指摘いただきありがとうございます!外させていただきました (7月26日 0時) (レス) id: 42221c206d (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、こちらは二次創作にあたるので、オリ.ジナル.フラ.グは外した方が良いかと…💦 (7月25日 11時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノア | 作成日時:2023年7月11日 22時