17話 ページ18
『実はね、私が大和の学校に転校する直前くらいにプロポーズされたことがあって…』
「…へ〜え、ずいぶんませてたんだな
……彼氏今までできたことないって言ってなかったか？」
『や、大和なんか圧がすごいよ…
そ、それがね付き合ってないの！小学生のときから仲良くしてくれてた近所の子で
「俺たちが結婚できる歳になったら結婚しようね！」って言われて』
「ふーん、それでなんて答えたんだ？」
『いいよって…』
「はあ！？」
『だって！４つも年下なんだよ！
年上に憧れてるだけだと思うし、大きくなったら忘れてると思って！』
「まあ確かに当時中学１年生だったとしたら、本気には受け取らねえかもな
で、そのませたガキは今何してんだ？」
『それがね、その話をした次の日に両親が事故に遭って
それから会えないまま引っ越ししたんだよね
当時中学生でスマホももってなかったから連絡先も知らなくて
一度だけ引っ越してから割とすぐに会いに行ったことがあるんだけど、タイミングが悪かったのか会えなくて』
『でも、少し前に見つけたの』
『その子、IDOLiSH7のセンターで楽しそうに笑ってた』
「…陸の、ことだったんだな」
『…うん』
「なあ、一つ変なこと聞いていいか？」
『うん？』
「その、俺たちってAと陸だけの意味だよな？」
『やっぱり知ってたんだね、りっちゃんが双子って事
ううん、あの時てんちゃんもいたの』
「なるほどなあ〜、それでIDOLiSH7との仕事に来たがらないと
でもガキの頃の約束だし、時効じゃないの？忘れてるかもしれないし」
『私だってそうは思うし、もしかしたら約束だけじゃなくて私の事も忘れてるかもしれない
でももし本気だったら…うぬぼれだとは思うし、彼らはもうアイドルでファンのものだけど
…知ってるでしょ？彼ら今１８歳なんだよ？』
「…まあ、確かに
「結婚できるようになったよ！約束したじゃん！」
って陸や九条のやつにAをもっていかれるのは俺も面白くないな…」
「とはいえ、俺は現場でもAに会えたら嬉しいし
バレないように協力するよ
Re:valeの２人は知ってるのか？」
『今まで大和にも言ってなかったこと言えるわけないでしょ！』
「へぇ…」
『なんか嬉しそうだね？』
「そりゃそうだろ、久しぶりに会ったってAにとっては俺が１番なんだろ？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 229人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ノア(プロフ) - byate959さん» コメントありがとうございます！更新が遅くて申し訳ありません、続編は準備中のためパスをかけさせていただいております。終わり次第パスを解除しますのでしばらくお待ちください。 (11月28日 11時) (
レス) id: dffda7b740 (このIDを非表示/違反報告)
byate959(プロフ) - 続編を読みたいのですが、パスがかかっていて読めないです。どうしたらいいでしょうか？ (11月21日 22時) (レス) id: d73041dad9 (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - いえいえ、どういたしまして〜！ (7月26日 7時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 高梨アヤメさん» こんばんは！気づきませんでした…ご指摘いただきありがとうございます！外させていただきました (7月26日 0時) (レス) id: 42221c206d (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、こちらは二次創作にあたるので、オリ.ジナル.フラ.グは外した方が良いかと…💦 (7月25日 11時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ノア | 作成日時：2023年7月11日 22時
