16話 ページ17
その後しばらく他愛のない話をした
離れていた２年間を埋めるように
２時間くらいたった頃だろうか、千さんが病室に戻ってきた
「その様子じゃちゃんと話せたみたいだね」
「おかげさまで、感謝していますよ」
『千さん、本当にありがとうございます』
「いいえ、僕も君たちが仲がいい方が嬉しいからね
それじゃあ僕はもう帰るけど、大和くんは？」
「俺はもう少し話したいことがあるんで話してから帰ります」
「そう、A、また明日来るからちゃんと休むんだよ」
『はい！ありがとうございます、お気を付けて！』
そう言って千さんは帰っていった
多忙なトップアイドルにお世話になりっぱなしなので、マネージャーとしても作曲家としても早く一人前になれるように頑張ろうと思った
そして、再び大和と２人きりの病室になった
『大和、もう少し話せるの嬉しいけど明日の仕事は大丈夫？』
「明日は午後からだから、
それでな今までRe:valeとの仕事は結構あったけど、俺が避けられてたから会うことなかったわけじゃん？
…自分で言ってて悲しくなってきたな
ま、まあともかくこれで俺を避ける理由もなくなったし、次のRe:valeとIDOLiSH7の仕事の時は
付き添ってきてほしいと言うか…少しでもたくさん会いたいな〜なんて」
『う、うん私も大和に会いたいから、なるべく付き添うようにするね！』
「……A、俺に隠し事できるって本気で思ってる？」
本当に、千さんといい大和といい私の周りは鋭い人ばっかだなあ
いや、千さんにも言われたけど、あんまり認めたくないけど
私の嘘が本当に下手なだけなのかもしれない…認めないけど…
『大和、絶対に笑わないでね！
相談にのってほしいんだけど』
「…わかった」
あまり深刻じゃないのを察して少し安心そうにした大和がにやにやしながら了承した
これは絶対笑うやつだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 229人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ノア(プロフ) - byate959さん» コメントありがとうございます！更新が遅くて申し訳ありません、続編は準備中のためパスをかけさせていただいております。終わり次第パスを解除しますのでしばらくお待ちください。 (11月28日 11時) (
レス) id: dffda7b740 (このIDを非表示/違反報告)
byate959(プロフ) - 続編を読みたいのですが、パスがかかっていて読めないです。どうしたらいいでしょうか？ (11月21日 22時) (レス) id: d73041dad9 (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - いえいえ、どういたしまして〜！ (7月26日 7時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 高梨アヤメさん» こんばんは！気づきませんでした…ご指摘いただきありがとうございます！外させていただきました (7月26日 0時) (レス) id: 42221c206d (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、こちらは二次創作にあたるので、オリ.ジナル.フラ.グは外した方が良いかと…💦 (7月25日 11時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ノア | 作成日時：2023年7月11日 22時
