Re:valeのサブマネージャーになりました

15話 ページ16

『嬉しかったし、やっぱり大切な人だと思ったからこそ
私は大和とは一緒にいれないと思った…』



『私は大和の弱みになると思ったから、あの日の事件は発端は女子高生だし実行者は学校の先生だったけど
もし、千葉さんに恨みがある芸能界なりの権力者が大和に危害を加えようとしたとき、私が利用されたとしたら…
私は大和の足かせにしかならない思って、そうなったとき絶対に自分を許せないと思った』


『もし、それで大和に嫌われてもしょうがないと思っっ…


「嫌いになんかなるわけないだろ！！
なんで俺の前から消えたんだって悲しかった、絶対見つけてやるって思った
見つけたら、しかって、会いたかったって抱きしめて、おかえりって
でも、もしかしたら俺の方が嫌われたのかって…心当たりもなくてめちゃくちゃ考えた
でも、嫌われてたとしても直接聞かないと納得できなくて
やっぱり会いたいなって…」



『大和…』


「俺、今IDOLiSH7ってアイドルでリーダーやってるんだ」


『…うん、知ってるよ
実はずっと応援してる』



「Aは今Re:valeのマネージャーなんだよな？」


『うん、サブだから同行とかは少なめだけどね』


「ってことは千さんとは高校のあの時からずっとつながりがあったってことだよな？」


『…うん』


「くそっ腹立つな！あの人俺が聞いた時は
「大和くんが知らないのに僕が知ってると思う？」
とか言ってたくせに裏ではAとずっと会ってたのかよ…」


『実は進路のこととかでも助けてもらったりして、えっと、その、ごめんなさい』



「Aは悪くないよ
俺の力不足について自己嫌悪してるとこ」




「…一応聞くけどIDOLiSH7のマネージャーに転職するつもりは」



『ふふっ、残念ながら』




「そっかー、お兄さん残念だなー
…俺、もっとがんばるから
もっともっと有名になって、それこそRe:valeも超えちゃって
Aの横に堂々と立てる男になるよ」


『っっばか
じゃあ私はファンとしてもっともっと応援しまくってやるんだから』



「…っありがとう」

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