12話 ページ13
目が覚めたら見知らぬ天井が見えた
病院特有のツンとする消毒液の匂いがして私が無事に助かったことを知った
「よかった！Aさん！目覚められたんですね」
『あの、私……っつ』
「無理に喋らないで、安静にしていてください！
もう少し遅かったら大変なことになっていたんですよ！！」
やっぱり私は助けられるのがもう少し遅かったらこの世にはいなかったのかと思うとゾッとした…
一体誰が助けてくれたんだろう、お礼を言いたい
しばらくして病室のドアが開いた
「よかった！！！目覚めたんだねっ！！」
『……百、さん？』
どうして、百さんがここに
私が気を失う前にみた百さんはやはり百さんだったのだろうか
『もしかして、百さんが助けてくれたんですか？』
「Aちゃん、ユキに電話したよね？」
『…やばいなと思って電話帳を開いた時にあの人に殴られてスマホを落として、電話をかけれていたのかもよくわからないんです…』
「あいつっ女の子を殴るなんて！！
えっと、それでねAちゃんがかけた電話がユキに繋がってたんだけど、もしもしって言っても返事がないしうっすら助けてって聞こえたような気がして……」
気がして？不自然に言葉を切った百さんを見ると少し気まずそうに目線を逸らす
「えっと……ユキがAちゃんにあげたキーホルダーあるでしょ？？」
キーホルダー？なぜ急にキーホルダーなんだろう
以前千さんに貰ったキーホルダーはスマホにつけている
「あれにね…えっと、ユキがGPSつけてて……」
！？！？……え？？、？
今百さんなんて言った？？GPS…？？
いや、一旦落ち着いて、百さんの話を聞かないと…
『GPS？』
「ごめんね！！俺も知らなくて！
ユキったら極端だから！Aちゃんのこと好きだし心配してて、ほら、Aちゃん可愛し！！えっと…」
『…びっくりしたけど、私それに助けられたんですよね』
「…うん、たまたま俺たちが近くにいてよかった
ほんとにほんとによかったよっ」
そう言って泣き出す百さんの頬手を伸ばす
『百さん泣かないで……助けてくれてありがとうございます』
こうして事件は終わった(GPSについては後日千さんを問い詰めて捨てた)
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ノア(プロフ) - byate959さん» コメントありがとうございます！更新が遅くて申し訳ありません、続編は準備中のためパスをかけさせていただいております。終わり次第パスを解除しますのでしばらくお待ちください。 (11月28日 11時) (
レス) id: dffda7b740 (このIDを非表示/違反報告)
byate959(プロフ) - 続編を読みたいのですが、パスがかかっていて読めないです。どうしたらいいでしょうか？ (11月21日 22時) (レス) id: d73041dad9 (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - いえいえ、どういたしまして〜！ (7月26日 7時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 高梨アヤメさん» こんばんは！気づきませんでした…ご指摘いただきありがとうございます！外させていただきました (7月26日 0時) (レス) id: 42221c206d (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、こちらは二次創作にあたるので、オリ.ジナル.フラ.グは外した方が良いかと…💦 (7月25日 11時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノア | 作成日時：2023年7月11日 22時
