11話 ページ12
注意：少し胸糞なので12話に飛んでいただいても大丈夫です
私の心配とは裏腹に、時々視線は感じるものの特に何もないまま３学期を迎えた
最初は警戒していたものの、こうも何もないと人間油断をしてしまうもので
忘れていたころにそれは起こった
その日は午前授業で午後からは先生との二者面談の日だった
私の順番はその日の一番最後で
「遅くなってしまって危ないから、送っていくよ」
という先生の提案を受け入れて、車で送ってもらうことになった
そう、ここでおかしいと思うべきだった
いくら遅いと言ってもまだ１８時で、下級生は部活が終わったくらいの時間だし
先生がわざわざ車で送ってくれるほどではないのだ
その先生は明るく顔も整っていて授業も面白く女子生徒から人気の先生だったけれど、浮いた噂は聞いたことなかったので
純粋な優しさだろうと疑わなかった
おかしいと気づいたのは家までの道と逆方向に車が曲がったときだった
『あの、先生そっちは…』
先生の顔を見てぞっとした、何かに取り憑かれているような恐ろしい笑みを浮かべていた
とてつもなく嫌な予感がして急いでスマホの電話帳を開いて電話をかけようとした時、
『……っ！？』
突如痛みが右頬を襲って、はずみでスマホが手から離れた
先生に殴られたのだと気づいたときには、車は路肩に停まっており先生はシートベルトをはずして
冷たい目でこっちをみていた
「…おまえが、おまえがいなくなればっ俺は！！」
『や、やめてっ！たすけっ誰かっ』
必死に抵抗するも先生の力が強くて押さえつけられ首を絞められる
私が何をしたんだろうか、どうしてこんなに先生に恨まれてるのかちっとも分からない
私、このままころされてしまうの？もう、大和に会えないんだろうか……
頬に涙が伝う
パリーンッ
大きな何かが割れた音が聞こえたと思った直後、私の意識は闇の中に吸い込まれていった
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ノア(プロフ) - byate959さん» コメントありがとうございます！更新が遅くて申し訳ありません、続編は準備中のためパスをかけさせていただいております。終わり次第パスを解除しますのでしばらくお待ちください。 (11月28日 11時) (
レス) id: dffda7b740 (このIDを非表示/違反報告)
byate959(プロフ) - 続編を読みたいのですが、パスがかかっていて読めないです。どうしたらいいでしょうか？ (11月21日 22時) (レス) id: d73041dad9 (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - いえいえ、どういたしまして〜！ (7月26日 7時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 高梨アヤメさん» こんばんは！気づきませんでした…ご指摘いただきありがとうございます！外させていただきました (7月26日 0時) (レス) id: 42221c206d (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、こちらは二次創作にあたるので、オリ.ジナル.フラ.グは外した方が良いかと…💦 (7月25日 11時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノア | 作成日時：2023年7月11日 22時
