京都伏見2年!!偵察部隊参上!!!【男主】

episode9 ページ11

保健室

ガラッ

バタン！！

鍵も付けたし、OK。


貴方「はぁはぁ、もしもし？」

御堂筋「なんや、息荒らして」

貴方「すまん、御堂筋くん、偵察やって、バレてもうた…」

御堂筋「司令部サーーーン？？あれれ、ボク、君を頼ったのにあれれ？？」

貴方「すまん！！」

御堂筋「てことは箱学の敵の的に入ったってことやね？」

貴方「あぁ、」

御堂筋「もう、君だけ、京都に戻ってきてぇや。」

貴方「え？」

御堂筋「裏切るっちゅうことや、できるやろ？」

貴方「…」

御堂筋「君、まだ猫被ってるんか？」

貴方「…」

御堂筋「相手を裏切り、相手の絶望の顔を見るのがだーいすきな、裏切りスプリンターくん」

貴方「フフッ…バレたか？猫被ってたって」

御堂筋「バレバレやわ」

貴方「でも、中にはインターハイに出てない二年がいてですね、」

御堂筋「ソイツにはバレてないというんか？」

貴方「ソっすね」

御堂筋「潰せってな」

貴方「潰すンスか？それならインターハイで潰しましょ？」

御堂筋「ソイツの名前なんてゆうんや？」

貴方「黒田雪成。今年のインターハイに出るらしく、箱根学園副キャプテンらしいっすわ」

御堂筋「君は、司令部。僕の下の副キャプテンやもんね」

貴方「はは。たのしみだなぁ、とりあえず、そっちに戻るのは親に話してからで」

御堂筋「待ってんでーAクゥン」

ブチッ





黒田side


ドアの向こう側にいるなら、声をかけるまでかっっ


黒田「A…？お前、偵察とか…


嘘だ…よな？」

貴方「…」

黒田「なんとか言えよっ！！」

貴方「……フフッ。嘘じゃないって言ったらどうする？」

黒田「偵察…してもいいが、俺になんの嘘を付いたんだよ、」

貴方「えっとー？知らない？」

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