亜人の時間「いつもと違う朝」 ページ10
Aはお風呂から上がり、リビングで祖父母とテレビを見ていた。
そして、速報が流れた。
そこには正に今、世間を賑わせている亜人の“佐藤”が映され、佐藤は全国にいる “
(行って何か得になることあるかな…？)
「私はもう部屋に戻るね。おやすみなさい」
祖父母に声をかけ、自室に戻って再び亜人についての考察ノートを開く。
(行った場合のメリット…他の亜人に会える可能性。いろんな知識の共有。デメリットは簡単だね、亜人だとバレる可能性、か…うーん、どうしようかな)
翌日早朝。
いつもより早めに家を出たA。
祖父母には学校でやりたいことがあるから、と伝えていつも通りに家を出た。
そしていつもの最寄り駅。
けれど今日使うホームはいつもの逆側。
Aは佐藤の呼びかけに応えることにしてみたのだ。
クラスメイトたちとの対峙を防ぐため、いつもより早く家を出たのだ。
それにこの時間に出れば殺せんせーにも見つからずに目的地にたどり着ける。
たとえ、殺せんせーが探しにきたとしても、探す当てがないだろう。
けど、念のため、律に学校を休むという内容のメールを送った。
すぐに律からは返信が届いた。
目的の駅に着く。
厚生労働省庁舎は駅から大きな幹線を挟んで目の前だ。
「ここか」
スマホを見るともう1時間目が始まっている時間だった。渚や茅野からのLINEに返信をしてスマホをポケットへ戻した。
佐藤が指定した時間まであと1時間弱ある。
Aは辺りを見渡し、適当なカフェで時間を潰すことにした。
そしてすぐに時間がきた。
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りんご - めっちゃ面白いです！ (2021年9月15日 17時) (
レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわぶ大明神 - 久々に更新されたと思ったら…(・ω・｀)更新楽しみにまってます！ (2020年8月24日 1時) (レス) id: 2a046abf1a (このIDを非表示/違反報告)
甘味 - 続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年9月30日 17時) (レス) id: 02d52b4d87 (このIDを非表示/違反報告)
依音(プロフ) - 鈴愛さん» ありがとうございます！時間が空き次第読みに行かせて頂きます！ (2017年12月11日 20時) (レス) id: 109cc18de9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴愛 - 依音さん» いえいえ! はい…私の作品は[暗殺教室] 廃墟の学校と秘密を持つ 少女 [ホラー版] です。←続編もあります! 私の作品の続編の方のコメント欄で感想もお願いします! 返信が遅くなりすみません。 (2017年12月11日 17時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：依音 | 作成日時：2017年12月8日 13時
