暗殺の時間「吹き荒れる突風」 ページ25
Aは鷹岡と対峙していた。
皆がこちらに注目しているのが分かる。
あそこは先ほどまで自分もいた場所だ。
烏間「解毒剤を目の前で破壊されても尚、取り乱さすことなく相手を見られるのか…弱冠中学生だというのに」
殺「えぇ、そうですねぇ。皆隠していても “怒り”“悲しみ” そして “恐怖” といった感情に支配されている。その中であそこに立っているというのに、Aさんは動じていない。烏間先生、Aさんの言う通り、信じて待ちましょう」
烏間「あぁ…(今まで女子の中ではトップの暗殺スキルというくらいの認識だった。赤羽君や渚君にばかり目がいっていた。これは…暗殺者としての資質か…目の前にいる久遠さんも、暗殺者としての才能を見出してしまったのか、それともまた何か別のものなのか…ただ、いつもの彼女とは何か違う)」
突如、カランっと音が響いた。
鷹岡がAの方に投げたのだ。
そしてそれをAは広い、ベルトに引っ掛けた。
鷹岡「さぁ、やろうか。父ちゃん手加減はしないぞ！」
「はい」
そうしてゆっくり高岡に近づいていくA。
完全に構えている鷹岡。
鷹岡(何だ、何を仕掛けてくる、武器は何だ、やはりナイフか、)
そして、ナイフではギリギリ届かないくらいの間合いでAは止まった。
業(A…)
烏間(まだ、ナイフの射程範囲内でない…)
その突如、突風が吹き荒れた。
皆一斉に下を向き、突風に耐える。
パァンッ
突風の最中、乾いた音が聞こえた。
殺せんせーと烏間先生は今のか銃声だと確信を持つ。
殺(Aさんっ…)
突風も収まり、次に目を開けた時、皆が見た光景は、
膝をついた鷹岡に、Aがナイフを首につけているところだった。
烏間(！？ 何が起きた！？)
渚(今、一体何が…)
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りんご - めっちゃ面白いです！ (2021年9月15日 17時) (
レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわぶ大明神 - 久々に更新されたと思ったら…(・ω・｀)更新楽しみにまってます！ (2020年8月24日 1時) (レス) id: 2a046abf1a (このIDを非表示/違反報告)
甘味 - 続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年9月30日 17時) (レス) id: 02d52b4d87 (このIDを非表示/違反報告)
依音(プロフ) - 鈴愛さん» ありがとうございます！時間が空き次第読みに行かせて頂きます！ (2017年12月11日 20時) (レス) id: 109cc18de9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴愛 - 依音さん» いえいえ! はい…私の作品は[暗殺教室] 廃墟の学校と秘密を持つ 少女 [ホラー版] です。←続編もあります! 私の作品の続編の方のコメント欄で感想もお願いします! 返信が遅くなりすみません。 (2017年12月11日 17時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：依音 | 作成日時：2017年12月8日 13時
