暗殺の時間「信じてる」 ページ24
鷹岡は渚を指名した。
茅野「渚っ危険だよ！」
渚「大丈夫」
烏間「流石に今回は…」
殺「えぇ、今回ばかりは流石に…」
烏間「前回と状況が違いすぎる。こちらの圧倒的不利…」
「ねぇ、渚」
ふと、透き通るような、こんな状況でもスッと耳に入って来る声がした。
そして皆が一斉にAの方を見る。
Aは真っ直ぐに鷹岡を見据えていた。
そんなAの横顔に反応が遅れた渚は、言葉に詰まりながら返事を返した。
渚「……あ、どうしたの？」
「私に行かせて欲しい」
渚「えっ！？」
茅野「ちょっと、何言ってるの！？A！」
業「A流石にやばいよ」
カルマを筆頭に皆が制止の言葉をかける。
鷹岡「お前は…久遠Aか。お前も俺に逆らったよなぁ。いいぜ、俺はどっちが先でも。来いよ」
「じゃあ、お言葉に甘えて。私から」
烏間「久遠さん！」
業「ちょっと！」
「止めないでよ、カルマ。私は止めなかったよカルマのこと。展望エリアで」
業「・・・・・」
カルマからの返答はない。
迷っているのだろう。
行かないで欲しいのだろう。
当たり前だ。こんな状況で。
好きな女の子を1人でみすみす行かせる馬鹿がどこにいる。
「カルマ」
カルマはパッと俯いていた顔を上げる。
再びあの声だ。
透き通るような、何故か耳に入ってくる。
けれど決して嫌じゃない。
むしろ心地の良い声。
「私のこと、信じて待って。お願い」
業「っ…」
「烏間先生、お願いしたはずです。今行かせてもらえませんか。危険なのは分かってます。殺せんせーも。お願い」
殺「…分かりました。ただし、Aさんの生命の危機だと判断した場合すぐに辞めさせます」
「はい。………カルマ」
業「信じてる」
「うんっ」
業(あぁ、Aの、いつものAの笑顔だ)
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りんご - めっちゃ面白いです！ (2021年9月15日 17時) (
レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわぶ大明神 - 久々に更新されたと思ったら…(・ω・｀)更新楽しみにまってます！ (2020年8月24日 1時) (レス) id: 2a046abf1a (このIDを非表示/違反報告)
甘味 - 続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年9月30日 17時) (レス) id: 02d52b4d87 (このIDを非表示/違反報告)
依音(プロフ) - 鈴愛さん» ありがとうございます！時間が空き次第読みに行かせて頂きます！ (2017年12月11日 20時) (レス) id: 109cc18de9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴愛 - 依音さん» いえいえ! はい…私の作品は[暗殺教室] 廃墟の学校と秘密を持つ 少女 [ホラー版] です。←続編もあります! 私の作品の続編の方のコメント欄で感想もお願いします! 返信が遅くなりすみません。 (2017年12月11日 17時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：依音 | 作成日時：2017年12月8日 13時
