亜人の時間「SAT戦」 ページ11
約束の15時の5分前、厚生労働省庁舎のすぐ近く。
大勢の報道陣などマスコミ、警察、野次馬の人々。
現場にはただならぬ空気があった。
15時丁度。
旅客機が厚生労働省庁舎に突っ込んだ。
「な…！！！！！(うそ、でしょ…！？)」
周りの人はパニックだ。
逃げ回る人々。阿鼻叫喚。
そして旅客機から現れたのは武装している佐藤。
腰にはショットガン的なものまで確認できる。
明らかに “戦闘します” といった風貌だ。
佐藤「やぁ！同志たちよ！よく来てくれたね」
周りには数人の男の人たち。ほかの大勢いた人々はパニックで逃げたのだろう。
Aはその人達の中でも一番遠くに1人で立っていた。
(え、女子私だけ…それに歳近そうな人もあんまいないし…帰れば良かった…)
佐藤「さて、この国最強の部隊は自衛隊か？いや違う。一度も実戦経験のない彼らなど論外だ。だったら、そう。警視庁特殊急襲部隊、凶悪事件発生時、交渉より制圧を優先し検挙する精鋭部隊…通称、“SAT”だ」
正直、Aは思った。
1人で、たった1人でSATを相手にするなんて無謀だ、と。
佐藤「さぁ、SAT戦といこうか」
けれど、暗殺教室で嫌ってほど学んできた “殺る気”。佐藤から発せられる“殺る気” がこの人ヤバい、と直ぐに直感的に思わせた。
直ぐにその直感は当たった。
SATの1人が麻酔銃を佐藤の腕に当てた。そしてSAT隊員がじりじりと近づいて来た時、佐藤は腰に下げていたショットガンで、自身の脳天を撃った。
「！！」
Aは既に、目の前の光景に声も出なくなっていた。
SAT隊たちが返り血に動揺している間に、佐藤はリセットを行った。
そして、そこからは息が出来な異様な光景が続いた。
一言で言い表すなら “圧倒的強さ”。
本能がこの人を危険だ、と。敵に回すなと言っている。
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りんご - めっちゃ面白いです！ (2021年9月15日 17時) (
レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわぶ大明神 - 久々に更新されたと思ったら…(・ω・｀)更新楽しみにまってます！ (2020年8月24日 1時) (レス) id: 2a046abf1a (このIDを非表示/違反報告)
甘味 - 続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年9月30日 17時) (レス) id: 02d52b4d87 (このIDを非表示/違反報告)
依音(プロフ) - 鈴愛さん» ありがとうございます！時間が空き次第読みに行かせて頂きます！ (2017年12月11日 20時) (レス) id: 109cc18de9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴愛 - 依音さん» いえいえ! はい…私の作品は[暗殺教室] 廃墟の学校と秘密を持つ 少女 [ホラー版] です。←続編もあります! 私の作品の続編の方のコメント欄で感想もお願いします! 返信が遅くなりすみません。 (2017年12月11日 17時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：依音 | 作成日時：2017年12月8日 13時
