Nobodyknows -誰も知らない-

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私はお酒を一滴も飲まず、解散することに






『山下さん！山下さん起きてください』



健二郎「あかん…」






結構飲んでる様子だった山下さん



グループ内ではお酒が弱い方らしく






『もお、起きてくださいよ

みんな先に行っちゃいましたよ』



健二郎「(人1)起こして〜」






幼稚園生みたいに腕を伸ばし甘える山下さん






『うっー！って起き上がる気ないでしょ』






腕を引っ張るも起きようとする努力が見られない山下さん






『山下さん…そろそろお水かけますよ』



健二郎「はい、起き上がります」






すんっと起き上がる山下さんだが



ふらふらなり、まともに立てない様子






『肩貸します』



健二郎「ほんまごめん…うぁ…飲みすぎた」






出口へ出ると、既にタクシーが何台か来ていた



最初に山下さんをタクシーに乗せ



同じ方向だという、直己さんと岩田さんが乗り込んだ






『重かった…』



広臣「マネージャーなんてできんの？」



『できるよ笑

元々してたんだから』



直人「これからよろしくね(人1)ちゃん」



『直人さん、よろしくお願いします』



ELLY「はじめまして！ELLYです！」






なぜかノリノリなELLYさん






『ELLYさん、よろしくお願いします』






そんな、ノリノリなELLYを連れ直人さんと今市さんも帰宅






そしてその後のタクシーに乗り込んだ臣くん






『じゃあ、これからよろしくね臣くん』



広臣「おう、って乗ってかないの？」



『今日は歩いて帰るから

遠慮すー』






遠慮するねっと言おうとした時



右手を引っ張られ無理やり車内へ






『っ…痛っ』



広臣「あ、ごめんごめん笑」






臣くんの肩に捕まる形となっている今






広臣「ほら、乗って」



『本当にありがとう』






臣くんは奥につめ



私の右手を握りエスコートをする






広臣「〇〇まで」






私の、自宅の場所を告げ走り出すタクシー






そして離されない右手







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