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家に着いてとりあえずご飯の用意をする
『今日のご飯はお魚の煮付けにするね』
「ん、」
テレビでまた試合のVTRを見ながらそう頷く凛さん
んー、喜んでんのかほんとわかんないな
そんな時にインターホンが音を立てた
「俺が出る」
と凛さんが言ってモニターを見ると明らかに動揺している
「兄ちゃん……」
え、お兄さんいたのこの人
いつの間にか凛さんは 鍵を解除する ボタンを押していて間もなくして玄関の扉が開く音が聞こえた
「おい、凛
母さんがお前に渡せって言われたものだ」
そう言いながら入ってきた凛さんそっくりのお兄さん
私はその方と目が合って若干気まずい空気が流れる
「この女誰だ？」
「A、俺の召使いだよ」
『どうも……青谷Aです』
ふぅん、と言いながら凛さんのお兄さんは私の顔をまじまじと見つめる
「凛には勿体ねぇな」
私の頬に手をかけてお兄さんはそう言う
エッ……
ちょ、無理なんですけどお兄様？
「おい、クソ兄貴……………………
Aに触れんな」
私をグイッと引き寄せて凛さんは鋭い眼光でそう言う
『なに、仲悪いの？』
「「！！！！！！！」」
『あ、地雷踏みました？』
糸師兄弟が私を睨みつける
『あー怖い〜』
「とりあえずこれが渡すものだ
A、またな」
お兄さんに頭を撫でられて私はぼーっとしていると2人きりになった途端凛さんが寂しそうな顔で私を見つめてきた
「……Aは俺を見放さないよな………………」
消え入るほどの小さな声でそう呟く凛さん
その姿は"世界の糸師 凛"と言われている面影はなく、ただの糸師 凛という人間がいる
『凛さんとずっと一緒におるけんそんな悲しげな顔せんとって…………嫌や……』
思わず方言が出てしまう
うちの両親は福岡出身のため鹿児島弁とは少し離れた方言を使う
いつもは標準語で話しているが少し感情が昂ったりすると、方言が出てくる
「……っ…………
方言可愛いじゃねぇか……」
えぇ？
エェ？
ｴｪ?
ほんと調子狂う……
私は再び料理の準備を始めた
沢山の方々の関心本当に有難いです
もしよろしければ評価、コメントよろしくお願い致します
今後絡ませて欲しいキャラ等いましたら、コメントよろしくお願い致します
久々にアニメにハマりまして
このようにたくさんの方々の目に触れるような作品を作るのも初めての試みです
いつも楽しんでいた側ですが、これからは皆様を楽しませる側になれるように精進致します
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虹(プロフ) - ぱるんさん» すみませんありがとうございます！！ (2023年3月21日 15時) (
レス) id: 12afbbff79 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるん(プロフ) - 虹さん» 虹さん、リクエストありがとうございます！近々絡ませてみたお話を書いてみます！！ (2023年3月21日 14時) (レス) id: e52f2c52a7 (このIDを非表示/違反報告)
虹(プロフ) - コメント失礼します！出来たらでいいんですが関西組と乙夜くんと絡ませて欲しいです！！ (2023年3月21日 1時) (レス) @page11 id: 12afbbff79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱるん | 作成日時：2023年3月16日 3時
