検索窓
今日:12 hit、昨日:4 hit、合計:6,751 hit

. ページ17

「Aの料理美味いな」

不意に発されたその言葉

褒められて私は純粋に嬉しくなる

『そうかな、ありがとう凛さん』

「その……凛さんってやめろ」

『え?』

「距離あるみたいじゃねぇか」

食器を洗っていると凛"さん"が急にそう言い出した

そう言われてもなんて呼べばいいの……

私が困っていると凛さんは

「とにかく"さん"付けはやめろ」

『んー、じゃあ凛くんって呼ぶ』

「あぁ」

満足気な表情

まぁたしかに、距離感は縮められたのかな




お皿洗いを終えて、私はお風呂を沸かしに行く


それぞれお風呂に入ったら恒例のホラー映画タイム

『ずっとホラー映画やだ〜』

「ジャンケンで勝ったらAが好きな映画見るか」

『え、いいの??!』

全力で挑ませて頂きます


じゃんけんの結果、

私が勝って好きな映画を見ることになった

『あ、私コレ見たかったの』

選択した映画は古い恋愛映画

部屋を暗くして、お酒を持ってきて私は凛くんに差し出した

『なんか新鮮』

「A、こっちこい」

ポンポンとソファーを叩いて私は凛くんの隣に座った






【俺……お前のことが……………………好きなんだよ】

【私は…………………………】

チラリ、と横を見ると食い入るようにテレビを見つめる凛くん

案外恋愛ものも好きなのかな

テレビを見ると主人公がヒロインの唇に自分の唇を重ねていた

『おぅ〜』

「A……」

え、ちょ

私の目の前には綺麗な整ったお顔が

『凛くんどうした』

「ん〜……」

酔ってますねこれは

ハイボール2杯だよ?

やばい、喰われる

と思った瞬間凛くんは私の唇に柔らかなその唇を押し当てた












それからのことは覚えていない

いや、覚えているけど思い出したくは無い





朝起きてリビングへ行くといつも通りの光景で


案の定凛くんは何も覚えていない様子だった

♡→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
43人がお気に入り
設定タグ:ブルーロック , 青檻 , 糸師凛   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - ぱるんさん» すみませんありがとうございます!! (2023年3月21日 15時) (レス) id: 12afbbff79 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるん(プロフ) - 虹さん» 虹さん、リクエストありがとうございます!近々絡ませてみたお話を書いてみます!! (2023年3月21日 14時) (レス) id: e52f2c52a7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - コメント失礼します!出来たらでいいんですが関西組と乙夜くんと絡ませて欲しいです!! (2023年3月21日 1時) (レス) @page11 id: 12afbbff79 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぱるん | 作成日時:2023年3月16日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。