【wrwrd】沢山の愛を向けられている。 (ページ20)

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第14話心配事ページ20

総統室にて Noside

朝ご飯を食べ終わり
それぞれが自分の仕事につく
今日は主に書類仕事だ。

総統室にはグルッペン、トントン、リリス、兄さん、大先生がいる。

トントンがリリスに書類仕事を教えており、
グルッペンは兄さんに急かされ
グダグダしながらも書類に
手はつけているようだ。

大先生だけが窓の外をぼーっと眺めていた。
窓の外にはひと段落ついたのか
Aがオスマン、ひとらんと
楽しそうにお喋りをしていた

鬱｢可愛ええなぁ…(ﾎﾞｿｯ)｣
リリス｢…大先生、口に出てます｣
鬱｢…まぁ聞かれても別に…｣
トン｢大先生ー？今なんの時間か分かるかなー？｣

ものすごい圧のトントンが大先生を睨む。

鬱｢ﾋｪｯ…｣

即座に机に向かう大先生

ふと、大先生が口を開く

鬱｢そういやさ、昨日のAちゃん、幹部だけじゃなくて使用人とか兵士とかも見とったよな。｣
グル｢？そりゃ食堂のど真ん中だったしほぼ全員が見てるんだゾ｣
鬱｢冷静に考えたらそれやばくない？今までは知ってんの幹部だけだったやん？｣
トン｢…そういやそうだったか…??｣
鬱｢ライバルが増えたんとちゃうかなって｣
兄さん｢…あー…｣
トン｢厄介なやつ増えそうやなぁ…｣
鬱｢…護衛でもつけとく？｣
リリス｢…それ誰がやるんです？｣
兄さん｢…まぁ、幹部からだよなぁ｣
グル｢1番自然なのは…リリスか｣
リリス｢是非。｣
鬱｢…リリスもリリスで危ない気するけどな｣
リリス｢幹部皆危ないでしょう。｣
トン｢少なくともエミさん、ひとらんあたりは手ぇださんやろ。｣
リリス｢…どうですかねぇ…｣
鬱｢そういうトントンはどうなん？出すん？｣
トン｢…いざとなったら｣
兄さん｢いざとなったら…??｣
グル｢無理そうだゾ｣

そんな話をしている間にお昼になったので
一段落つけて食堂に向かう事にした
ちなみに大先生はほぼやっていない。