Story4 ページ4
指定されていた時刻丁度に
櫻井様らしき人がフロントにきた。
「いらっしゃいませ。
さくっ..．っえ!?櫻井くんですか!?」
いつものようにお客様をお迎えして、
顔を上げるとそこには、クラスメイトでいつも一人で私と同じように静かにしていて、常に眼鏡をかけ、首元にヘッドフォンをして教室の窓側の一番後ろで私の左隣の席の櫻井くんがいた。
櫻「よくわかったね。
俺、今日は私服だし、眼鏡もヘッドフォンもしてないのに。」
優しそうな表情と声で私にそう言う櫻井くん。
＿＿＿＿でも、目の奥が笑ってない。
何の感情もないみたい。
「私小さい頃から働いている両親や祖父母、ここの従業員さん達と一緒にいるから、お客様の顔や名前を覚えたり、表情やちょっとした仕草から何となくでもその人の感情だったりを読み取るのが癖なんです。」
櫻「そうだったんだ。
じゃあ部屋までお願いしてもいいかな？」
「わかりました。
お荷物のほうは大丈夫ですか？」
櫻｢今日は特に何も持ってきてないから大丈夫だよ。」
「わかりました。
では、参りましょう。」
部屋まで案内しながら、今日は寒いねなんて何でもない話をする。
櫻井くんの声は優しいし、表情も柔らかい。
なのに、感情が読み取れない。
こんなこと初めてで、少し怖かった。
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assmkm(プロフ) - こんにちは。とっても面白かったです。親が近くにいるのに読んでてにやけちゃいました。また次の更新楽しみに待ってます。頑張って下さい(^0^)/では (2018年7月21日 13時) (
レス) id: 669f74669a (このIDを非表示/違反報告)
よっしー - とっても続きが楽しみです(^o^)更新まっていますね(^_-) (2017年7月22日 20時) (レス) id: aab48ffb53 (このIDを非表示/違反報告)
ﾏｰﾒｲﾄﾞ - 何回も読みたくなるほど、素晴らしい作品で私のお気に入りです♪更新楽しみに待ってます!!身体に気をつけて頑張ってくださいね(^^)応援しています(^o^)/ (2017年7月13日 0時) (携帯から) (レス) id: fa8cf9b19a (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 更新頑張ってください 続き楽しみにしています。fight！ (2017年4月7日 12時) (レス) id: b620d1b3dc (このIDを非表示/違反報告)
とあ(プロフ) - 更新頑張ってください！楽しみにしてます♪ (2017年1月21日 9時) (レス) id: a8b19414ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：か | 作成日時：2017年1月13日 18時
