9 山登り ページ10
ここでの生活に慣れてきたた頃
突然フラウィーが｢山登りしよう！｣
と言い出した
理由はどうあれ私はもちろん賛成した
登るのはスノウディンとウォーターフォール
の間当たりにあるちょっとした雪山
こんな場所があったとは全く知らなかったが
エポット山に比べれば登れなくもなさそうな
小さめの山であった
A｢ふーん、こんなとこあったんだー｣
白い息を吐きながらフラウィーに語りかける
フ｢へへへ 早く登ろう！さぁ出発！｣
A｢てか 登るのは私なんだけど…｣
半ば呆れながらも登り始めた
…
そういえば理由を聞いていなかった！
A｢はぁ…はぁ…
つ、着いたぁぁ！！｣
近くにあった岩にドサッと座り込む
フ｢お疲れー！｣
A｢うん、ほんとに疲れた…
で、でさ 何で急に…山なんか…
登ろうとか…｣
思ったの？と言いたかったけれど
息が詰まって言いきれなかった
俊敏さはあるのに
体力がないのを痛感する(´・ω・｀)
フ｢えへへ、そう 理由を言ってなかったね
僕が山登りに誘ったのはね…
Aがエポット山に登った理由が
知りたかったからだよ｣
…
空気が凍ったような気がした
体がしばらく固まってしまった
いや、ほんの数秒だったかもしれない
A｢そっか……そうだね、そりゃ
気になるよね…｣
そう言いつつ私は視線を逸らした
"言いたくない"という
無言の意思表示
またしばらく時が固まって
フ｢じゃあ僕から話すよ｣
A｢え？｣
自分でもどうしてこんな声を出したのか
わからなかった
てっきりフラウィーには
"過去"と言って人に語るような話は
ないと思い込んでいた
可愛いくてちょっぴり意地の悪いけど
優しいお花
…そうじゃないってこと？
私の頭をフル回転してもどうも検討がつかない
その表情を読み取ってか
フ｢何？僕ってそんなに不真面目そうなの！？｣
A｢あ、いや、そうじゃなくてその…｣
フ｢まぁいいよ！
僕は変わったんだ。
君になら話してもいいと思ってね｣
フラウィーはどこか遠い昔を見るような目で
語り始めた
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夢羽 結(プロフ) - 和え物さん» ありがとうございます(*^^*)文章書くのはこれがまだ2回目で文才ほぼゼロなので、お見苦しい点あるかと思います。減らすよう努力します (2017年6月17日 9時) (
レス) id: 6f5cea69eb (このIDを非表示/違反報告)
和え物(プロフ) - いいお話だと思います！でも少し「！」が多いので読みにくいです。 (2017年6月17日 9時) (レス) id: baf43ddeff (このIDを非表示/違反報告)
夢羽 結(プロフ) - ChocoLaさん» ありがとうございます！次回はサンズや他キャラとの絡みも書きたいと思ってるので待っててくださいね(*ﾟ∀ﾟ*) (2017年3月13日 22時) (レス) id: 6f5cea69eb (このIDを非表示/違反報告)
ChocoLa(プロフ) - めっちゃ面白かったです！挿絵も素敵だったし、ズニキが迷いなく赤いボタンを押したところが面白かったですww続編頑張ってください！ (2017年3月13日 22時) (レス) id: 73c0835f44 (このIDを非表示/違反報告)
夢羽 結(プロフ) - オリヴィアさん» 応援ありがとうございます(*^^*)続編楽しみにしててくださいね！ (2017年3月9日 20時) (レス) id: 6f5cea69eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢羽 結 | 作成日時：2017年1月29日 20時
